元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が、中国スーパーリーグに所属する杭州緑城の監督を解任された。杭州緑城の公式サイトが伝えている。
トルシエ氏はチュニジア・リーグに所属するCSスファクシアンを2014年9月に契約解消。同年12月、杭州緑城足球倶楽部の監督に就任した。杭州緑城は現在、16チーム中ギリギリ降格圏を免れる14位。16試合を消化してわずか2勝しかできず、その結果を受けて7ヶ月での解任となった。
トルシエ氏は2011年にも中国スーパーリーグに所属する深セン紅鑽に監督を経験。2シーズン指揮官を務め、初年度は最下位でシーズンを終えてスーパーリーグを降格。2部リーグを戦った2シーズン目は5位で終わり、昇格を逃した。そして今回の杭州緑城と2度目の中国挑戦もどうやら失敗に終わったようだ。
杭州緑城は2012年から2シーズン、元日本代表監督の岡田武史氏が指揮していたことで日本にとって馴染みのあるクラブだ。日本代表を率いた監督が2人もいた杭州緑城。一体、次期監督は誰になるのだろうか。