バルガス2発で、開催国チリが決勝進出! 10人となったペルーは奮闘するも及ばず

またも退場者を出す激しいゲームに

またも退場者を出す激しいゲームに
コパ・アメリカ準決勝、開催国のチリは、ペルーとのゲームを行った。

ゲームは激しい立ち上がりとなる。まずチャンスが訪れたのは3分。バルディビアの縦パスに反応したバルガスがシュートに持ち込む。ひと悶着あってペルーCBサンブラーノにイエローカードが出されたあと、9分にはペルーにチャンス。中央でクロスに合わせたファルファンのヘディングが左ポストを叩く。

ペルー攻撃陣は決して押し込まれることなく、随所でチャンスを作っていく。17分にはゲレーロの落としからファルファンのミドルがきわどいところへ。

ところが20分、ボールをクリアしようとしたサンブラーノがスパイクを向けて突っ込んでしまい、レッドカードで退場となってしまう。ペルーはこれを受け、クエバを下げてラモスを投入。やむなく守備ブロック固めでチャンスを待つ。

細かい繋ぎからバルディビアが惜しいシュートを放つなど、しだいにチャンスを増やしていくチリ。34分にはこぼれ球をバルガスが狙うが、DFのブロックにあってゴールはならない。

ゲームが動いたのは42分だった。サンチェスのパスに反応し、ボックス内に飛び出してきたのはアランギス。絶妙のタイミングだったが、わずかに合わず、ボールに触れられない。しかし流れたボールは右ポストを直撃し跳ね返る。そこへ詰めていたのはバルガス。落ち着いて流し込んで、チリは待望の先制点を手にする。ゲームはそのまま、ハーフタイムを迎えた。

チリは後半開始から、メナとピサーロを投入。中盤の形を変えて後半に臨む。

49分には浮き球のパスに反応したバルガスが飛び出しボレーシュートを流し込むが、これはオフサイド。一方ペルーは押し込まれながらも、時折DFの攻撃参加などでチャンスを作る。53分にはアドビンクラのクロスをファルファンが頭でとらえて、きわどいシーンを作り出す。

そして60分、ついにペルーはゲームを動かした。アドビンクラの折り返しをクリアしようとしたメデルが、ゴールの中へ押し込んでしまいオウンゴール。ここでペルーが同点に追いついた。

しかし、チリは再びバルガスが流れを変える。高い位置で奪い返したボールを受けると、ボックス手前から強烈なミドルシュート。これがゴール左に吸い込まれ、トップスコアラーとなるバルガスの大会4得点目でチリは再びリードを得る。

79分には斜めに走り込んだサンチェスがボックス内でボールを受けシュートに持ち込むも、ボールはクロスバーの上へ。直後にもビダルがボックス手前からシュートを狙うが、これもわずかに外れていく。チャンスがあれば追加点で試合を決めてしまおうとするチリだが、決め切ることができない。

しかし、ペルーも足が止まり始め、時折見せていた鋭い攻撃が鳴りを潜めていく。終了間際にビダルが放った決定的なシュートをGKが防いでみせるなど奮闘を見せるが、抵抗にも限界があった。

アディショナルタイムの3分も過ぎ、終了のホイッスル。チリが2-1でペルーを下し、初優勝に向け決勝へと駒を進めた。

[スコア]
チリ2:1ペルー

[得点者]
チリ:バルガス(42、64)
ペルー:オウンゴール(60)

記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.237 シーズン開幕! 欧州4大リーグ大予測
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン!

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ