[なでしこ]走って粘ってもぎ取った! 岩渕の決勝点でベスト4進出決定!

炎天下でも最後まで走りきり、終了間際ついに決勝点

炎天下でも最後まで走りきり、終了間際ついに決勝点

決勝点を挙げ、もみくちゃにされる岩渕。photo/Getty Images

クォーターファイナルを迎えたFIFA女子W杯、なでしこは優勝候補ブラジルを破ったアジアのライバル、オーストラリアとのゲームを行った。

なでしこはボールを丁寧に繋ぎながらも、要所でシンプルに縦にボールを入れてゴールを目指す。中盤では阪口、宇津木の両ボランチだけでなく、川澄も積極的に中央に顔を出してゲームを組み立てていく。

最初のビッグチャンスは21分。右サイドの川澄がスペースに走り込んでパスを受け、クロスを入れると、中央で大野がボレーシュート。しかしこれはクロスバーを越えていく。

オーストラリアも26分にチャンスを迎える。左サイドのカーにスペースを与えてしまい、強引に止めた岩清水にイエローカード。セットプレイを与えてしまう。直接フリーキックはゴール左に外れていくが、オーストラリアはトリッキーな動きでなでしこの守備陣の混乱を誘う。

それでも33分には宮間のミドル、直後のコーナーキックから岩清水のヘディングと、ゴールに迫っていくなでしこ。ゴールこそ生まれないものの前半終了まで運動量は落ちず、連動した攻撃を見せ続けてハーフタイムを迎える。

後半も早々に宮間が大儀見への縦パスを狙い、なでしこがペースを握る。しかし54分には阪口のトラップミスからカーにシュートを許し、ヒヤリとするシーンに。グラウンダーのシュートはGK海堀ががっちり抑え込み、事なきを得る。

59分にはなでしこにチャンス。ボックス内で仕掛けた川澄のヒールパスを有吉が拾ってクロス。ニアに走り込んだ宮間にはわずかにタイミングがずれるも、体を反転させてヒールでアクロバティックなシュートを放つ。惜しくもゴールはならないが、なでしこらしい連動性をここでも発揮し得点の予感を漂わせる。

炎天下のピッチコンディションが徐々に選手のスタミナを奪い、運動量を低下させていく。先に動いたのはオーストラリア。66分、デヴァンナに代えてDFのクラマーを投入し、前線を活性化させようと試みる。対するなでしこは71分、大野に代えて岩渕を送り込む。

85分には川澄からのロングボールを大儀見がダイレクトで狙うも、ゴール右へ。直後にもボックス内から岩渕がシュートに持ち込むが、オーストラリアDFの必死のブロックに遭う。しかし、得点を予感させる一連の攻撃で、なでしこはオーストラリアを押し込む。

そして87分、ついにゲームが動いた。コーナーキックの流れから宇津木が走り込んでシュート。こぼれたところを熊谷が押し込もうとするが、GKにブロックされる。しかし、ここで熊谷が粘ってボールに触ると、ボールは左サイドにいた岩渕へ。岩渕はこれを押し込み、ついになでしこが先制点を挙げる。

終了間際には澤を投入。今回は”ハラハラドキドキ”もなく、しっかりとゲームを締めたなでしこ。炎天下でも最後まで運動量を落とさず、粘ってもぎ取った勝利で見事準決勝へと駒を進めた。

[スコア]

日本1:0オーストラリア

[得点者]

岩渕(87)

記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.237 シーズン開幕! 欧州4大リーグ大予測
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン!

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ