さすがイングランド! 最も古くから稼働しているスタジアム トップ10

改修を重ねて歴史あるスタジアムを残す

改修を重ねて歴史あるスタジアムを残す

最も古くから稼働しているブラモールレーンスタジアム。photo/Getty Images

2014-15シーズンも欧州各地のスタジアムで熱戦が繰り広げられた。スタジアムはサッカークラブにとって、単に試合を行う場所というだけでない。街のシンボルとしての役割を担ったり、クラブの歴史を感じさせる建築物だ。今回は「最も古くから稼働しているスタジアム」という視点から『sportskeeda』が10ヶ所のスタジアムを紹介した。

・10位 ヒルズボロ・スタジアム(イングランド)1899年〜
チャンピオンシップ(2部相当)に所属するシェフィールド・ウェンズデイFCの本拠地。1989年のFAカップでリバプールとノッティンガム・フォレストが対戦した試合で起こった事故「ヒルズボロの悲劇」の場所である。サウス・ヨークシャー州シェフィールド北西部のアウラートンに位置する。収容人数は3万9814人。

・9位パルク・デ・プランス(フランス)1897年〜
リーグ1に所属するパリ・サンジェルマンの本拠地。当初は「多目的競技場として計画され、ラグビーや自転車競技の会場としても利用」され、ツール・ド・フランスのゴール地点だったこともあるという。最初にサッカーの試合が行われたのは1897年。1972年に自転車競技用のトラックを解体し、サッカースタジアムへ改修された。

・8位 ビラ・パーク(イングランド)1897年〜
バーミンガムにあるサッカースタジアム。プレミアリーグに所属するアストン・ビラの本拠地で、最大4万2682人収容する。1966年のFIFAワールドカップや、1996年のUEFA欧州選手権の会場として使用された。ラグビーの会場や、以前ではボクシングの会場として使用された。

・7位 グッディソン・パーク(イングランド)1892年〜
イングランド初のサッカー専用スタジアム。「グランド・オールド・レディ」という愛称で呼ばれている。プレミアリーグに所属するエバートンの本拠地で、3万9572人を収容する。イングランドで数々のスタジアムを手掛けたアーチボルト・リーチの設計。

・6位 セルティック・パーク(スコットランド)1892年〜
サポーターからは「パラダイス」と呼ばれている。スコティッシュ・プレミアリーグ4連覇中のセルティックFCの本拠地。セルティックには2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔(現横浜F・マリノス)が所属した。1995年の改築で収容人数が6万632人となり、サッカースタジアムとしてはスコットランド最大規模のスタジアム。建設当初は陸上競技場が併設されていた。

・5位 セント・ジェームス・パーク(イングランド)1892年〜
プレミアリーグのニューカッスルの本拠地。5万2338人収容。地元住民と議会の間で増築に関して意見が対立し、移転計画が度々持ち上がる。2012年ロンドンオリンピックの際には日本代表がモロッコ代表と対戦し、1-0で勝利している。

・4位 アンフィールド(イングランド)1884年〜
現在はリバプールの本拠地として使用されているが、建設当初は同じくリバプールに拠点を構えるエバートンのホームスタジアムとして1892年まで使用された。「リバプールとエバートンの歴史にとって重要な場所」だという。クラブ経営陣の内部紛争があり、エバートンはグッディソン・パークに移動。それ以来、レッズ(リバプールの愛称)の本拠地となっている。「Kop(コップ)」と呼ばれるスタンドは、熱狂的なサポーターがいることで有名。

・3位 スタンフォード・ブリッジ(イングランド)1877年〜
プレミアリーグの強豪、チェルシーホームスタジアム。ロンドン南西部の高級住宅街に位置する。今では想像もつかないが、当初は陸上競技場として利用されていた。90年代後半から改築を行い、4万1623人収容する現在の装いに。レストランや巨大なグッズショップを併設し、観光名所になっている。

・2位 サンディゲートロードスタジアム(イングランド)1860年〜
北郡東フットボールリーグ(9〜10部相当)に所属するハラムFCの本拠地。設立は1804年でギネスブックには「世界最古のグランド」として認定されている。だが、「最古のサッカースタジアムとして考えた場合には、ハラムFCとシェフィールドFCが対戦した1860年を起源とし、世界で2番目に古いスタジアム」と紹介している。

・1位 ブラモールレーンスタジアム(イングランド)1855年〜
イングランドフットボールリーグ1(3部相当)に所属するシェフィールド・ユナイテッドFCの本拠地。現在は3万2702人を収容する。「プロサッカーの試合を行うスタジアムで最も古くから稼働しているスタジアム」だという。1996年と2006年に大幅な増改築を行った。スタジアムは市の中心部にあり、収益化のためにバックスタンドとゴール裏スタンドのコーナー部分に、賃貸オフィスやホテルを併設する。

トップ5すべてのスタジアムがイングランドにあり、トップ10の中でも8つがランクイン。さすが、サッカーの母国イングランド。だが、イングランドでも建設当初は陸上トラックを併設していたスタジアムもあり、欧州でも長い年月をかけて度重なる改修工事を行った結果、サッカー専用スタジアムが多く存在する現在の状況になった。

記事一覧(新着順)

注目の動画記事

動画記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.192 フットボールを進化させる監督たち
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン! 業界屈指の執筆陣によるオリジナルコ ンテンツを毎月23 日に刊行しています。購読にはID登録が必要です。

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ