コパ準決勝進出のかかったコロンビア戦では決勝PKを決める
カルロス・テベス。photo/Getty Images
ユヴェントスに所属するアルゼンチン代表FWカルロス・テベスの古巣ボカ・ジュニオルズ復帰が決定した。
英『BBCスポーツ』など複数メディアが伝えたところによれば、同クラブの会長を務めるダニエル・アンヘルキ氏は26日、テベスの復帰を正式に認めた。同会長はクラブのレジェンド復帰を喜び、以下のコメントを伝えている。
「今日は喜ばしい日だ。カルロス・テベスがキャリアの絶頂期にある時にボカ復帰を決断してくれたことは、このクラブに関わるすべての人間とアルゼンチンサッカー界にとってファンタスティックな出来事だと言える。彼の存在は我々のスカッドのクオリティを向上させるだろう」
13歳でボカの下部組織に入団したテベスは2001年に若干17歳でトップチームデビューを飾ると、瞬く間に主力に定着。2003年にはリーグ、コパ・リベルタドーレスを制したチームの原動力となり、同年の南米最優秀選手賞に輝いた。年末にはトヨタカップのために来日し、ACミランを倒して優勝を果たしている。
2004年にブラジルのコリンチャンスに渡ったテベスは翌年ヨーロッパに渡る。ウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティといったプレミアリーグのクラブで活躍し、2013年からユヴェントスに加入。初年度から19ゴールを挙げる活躍を見せ、新たなエースとして君臨。14/15シーズンはリーグで20ゴールを決め、チャンピオンズリーグでも決勝進出の立役者になるなど、まさにキャリアの絶頂期での復帰となった。