[なでしこ]苦しい試合を勝ちきった日本代表、オランダを下してベスト8進出

有吉の精力的なプレイがチャンスを掴んだ

有吉の精力的なプレイがチャンスを掴んだ

ゴールを喜ぶ女子日本代表の面々。photo/Getty Images

サッカー女子日本代表は現地時間23日にカナダW杯決勝トーナメントのラウンド16を行い、初出場のオランダと対戦した。

日本はエクアドル戦から6人の先発を入れ替える。最終ラインにはCBが岩清水と熊谷、MFは右が川澄、中盤の底が阪口と宇津木、GKには福元に代わり海堀が先発で出場した。

日本は幸先良く先制に成功する。10分、左サイドを突破したMF宮間が中央へクロスを送る。FW大儀見がヘディングで合わせるも、ボールはクロスバーに弾かれる。だが、こぼれたボールに反応したSB有吉が右足で蹴り込んでネットを揺らす。長い距離を走ってペナルティエリアに侵入した有吉が精力的なプレイを見せた。その後も日本が攻勢に出る。21分、DF鮫島がMF宮間とのパス交換から左サイドを突破。鮫島が放ったシュートはクロスバーの上を超えたものの、決定的なチャンスを作り出した。

一方のオランダはFWマルテンスとFWメリスの両ウイングを起点にチャンスをつくろうとするが、日本はDF岩清水などの体を張った守備で抑え込んだ。FW陣も前線でパスコースをなくす動きなど、オランダのディフェンスラインからのロングフィードを防ぎ、オランダに攻撃の自由を与えない。

前半終了間際は日本が余裕を持ってボールを動かす時間帯となった。44分には右サイドへ抜け出したFW大儀見のクロスにFW大野が合わせるも、枠をとらえられない。このまま日本が1点をリードして前半終了。積極的に攻め込んだ日本は13本のシュートを放ち、オランダのシュートを3本に抑え込んだ。
追いつきたいオランダは52分、MFダニエル・フアン・デ・ドンクに代えてキルステン・バン・デ・ヴェンをピッチに送り出す。すると72分、FWミーデマが前線でボールを収め、DFを引きつけると、途中出場したバン・デ・ヴェンにラストパス。バン・デ・ヴェンが強烈なシュートを放つも、ゴール左へ抜けていく。さらにバン・デ・ヴェンによる左サイドの突破からコーナキックを獲得。75分、そのコーナーキックから鮫島がクリアミス。ボールは日本ゴールに向かったが、海堀が弾き出して決定機を防いだ。

流れがオランダに傾いていた78分、日本は連携したパスワークから追加点を奪う。岩渕のスルーパスに抜け出した大儀見が宮間につなぐ。宮間が折り返しのクロスを送ると、岩渕がスルーして相手のDFを引きつけ、後方から走りこんできた阪口がミドルシュートを突き刺さした。

このまま試合を締めたい佐々木監督は、79分に川澄に代えて澤をピッチに送り出す。布陣を[4-1-4-1]に変更し、逃げ切りを図る。しかしオランダの猛攻を受け、バン・デ・ヴェンに1点を返されるも2-1で勝利を収めた。その結果、ベスト8の最後の一角に滑り込む。現地時間27日に行われる準々決勝ではオーストラリアと対戦する。

[スコア]
日本 2-1 オランダ

[得点者]
日本:有吉(10)、阪口(78)
オランダ:バン・デ・ヴェン(90+2)

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