イタリアの名門パルマが破産……。裸一貫での再スタートに

ナポリのような復活は

ナポリのような復活は

給与未払いによって今年1月にはカッサーノら複数選手が退団したパルマ。photo/Getty Images

イタリア・セリエAのパルマFCは2日、債務不履行による破産を発表した。同日14時までクラブは買い手を探していたが、オファーを提示するクラブは現れなかった。過去にはUEFAカップを2度制したセリエAの名門クラブは選手、クラブ施設など全ての資産を失い、再出発することを余儀なくされた。

近年資金難で経営の悪化が囁かれていたパルマ。13/14シーズンを6位で終え、ヨーロッパリーグ(EL)の出場を控えていたが、所得税の支払いの遅れを理由にイタリア・サッカー連盟からEL出場権を剥奪された。このことに失望したギラルディ会長(当時)はクラブの売却と会長職からの辞任を表明していた。

2014年12月にはキプロス・ロシアの複合企業がクラブを買い取ったが、資金難にあえぐクラブの現状は変わらず、選手への給料未払いが起こるなど、経営は悪化。今年2月には再びクラブは売却され、ジャンピエロ・マネンティ氏が新会長に就任したが、3月にとうとうクラブは破産を宣言した。負債の総額は2億2000万ユーロ(約280億円)に昇るとされる。

過去には元日本代表MF中田英寿氏も所属したパルマ。クラブの存続を願うファンの願いが叶うことはついに無かった。セリエAではナポリも2004年に破産を宣告されたが、同年にアウレリオ・デ・ラウレンティス現会長が就任し、セリエCから見事名門を一部昇格に導いて現在の強豪の位置を掴みとっている。パルマにもそのような救世主となる買い手がつくことはあるだろうか。

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