浦和レッズが1stステージ無敗優勝を達成! 

「真の王者へ突き進もう!」とサポーター

「真の王者へ突き進もう!」とサポーター

優勝を祝う選手たち。photo/Getty Images

15戦無敗でリーグ首位を守ってきた浦和は、今節の勝利もしくは引き分けで1stステージ優勝を達成する。負けてもガンバ大阪が引き分け以下の結果であればタイトル獲得と優位な状況で、5連敗中の鬼門、アウェー神戸戦の地に乗り込んだ。

両者とも3バックの布陣を敷いて臨んだゲーム、立ち上がりは両者ともじっくりと相手の出方を探る。しかし3分、安田のクロスをマルキーニョスが合わせてチャンスをつくると、続いて4分には、浦和が中央でのつなぎから最後は武藤のシュート、互いにあわやという場面をつくる。そこから試合は一気に白熱、激しい展開を見せる。

浦和は長短のパスを的確に使い分けながら主導権をつかみにかかるが、神戸も局面で激しい守備を見せ、自由を与えない。浦和は興梠の巧みなポストプレイを軸に攻撃を組み立てるも、最後のところで意図を合わせることができず、流れをつかみながらも最後まで詰め切れない。その中で得た左からのFK、柏木のボールを槙野が合わせるが、惜しくも枠を捉えることができない。

ゲームが落ち着いてくると、ホームの神戸がマルキーニョスや森岡を中心に相手ゴールに迫る。23分にはリスタートからペドロ・ジュニオールが抜け出し、一対一の場面をつくるが、西川が冷静な対応をみせてチームを救った。浦和は押し込まれながらもしっかり守りながらチャンスをうかがう。すると27分、ボールを奪った槙野がそのまま持ち出し左へ展開、パスを受けた武藤がグラウンダーのクロスを上げると、興梠がスルーで流し、最後は梅崎が中で合わせて先制に成功する。

反撃に出る神戸は31分、小川がマルキーニョス、ペドロ・ジュニオールと絡みながらエリア内に運びシュートを放つが、浦和DFの粘り強い守備に阻まれ、惜しくもバーを叩く。さらに神戸は左右に大きくボールを動かしながら前に出るが、浦和の守備陣を崩すことができない。それでも38分にはCKを増川がヘディング、これもポストに阻まれるが、徐々にゴールへの圧力を強める。浦和は、個の能力に長けた神戸攻撃陣に手を焼きながらも、那須を中心に体を張って厳しい時間帯を凌ぎ、前半をリードで折り返した。

他会場ではG大阪が仙台を相手に1-0でリード。このままいけば浦和には引き分け以上の結果が必要となる。

後半、浦和が丁寧に繋ぎながら相手を押し込みにかかる。神戸もいいかたちをつくるが、ペドロ・ジュニオールを槙野に封じられ、糸口をつかむことができない。浦和は巧みなボール運びを見せ、50分には、柏木、梅崎と繋ぎ、裏へ抜け出した興梠に決定機、さらに54分にも関根が中に切り込みシュートを放つが、追加点には至らない。

60分、劣勢の神戸は交代策に出る。安田に代えて相馬、ペドロ・ジュニオールに代えて渡邉を投入し打開をはかる。すると神戸は流れを得て前への勢いを増し、一気に相手を押し込む。高い位置に起点を打って攻勢に出るが、浦和も自陣でじっくり受けて、得点を許さない。浦和は71分、柏木に代えて青木、梅崎に代えてズラタンと、守備の再構築と攻撃の活性化をはかるが、75分には宇賀神が今日二枚目の警告を受けて退場、興梠に代えて橋本を投入し、苦しい展開で終盤に差しかかる。

猛攻を受ける浦和は、渡邉に抜け出されクロスをあげられるが、武藤が体を投げ出して守りきる。しかし84分、相馬のクロスを渡邉に頭で合わせられ、ついに同点弾を許す。浦和はズラタンのキープ力を生かして時間を使おうとするが、神戸も丁寧に繋ぎながら厚い攻撃を仕掛け、試合は6分のアディショナルタイムへ。

会場には浦和サポーターの大声援が響く。試合前に阿部がピッチ交換をしたため、声援を背に受ける浦和の選手たちは、足を止めることなく粘り強く守る。神戸も最後までゴールに迫るが得点を奪うことはできず、そのまま試合終了。浦和が16戦無敗で1stステージ優勝を達成した。

試合後のインタビューで、阿部は少しほっとしたような表情をみせながら、「まだまだ通過点なので」と心境を語った。1stステージで圧倒的な強さを誇った浦和が、2ndステージ、さらにはチャンピオンシップの舞台でどんな戦いを見せるか。サポーターからは横断幕で「真の王者へ突き進もう! 浦和レッズ!」という言葉が選手たちに贈られた。

[スコア]
ヴィッセル神戸1:1浦和レッズ

[得点者]
ヴィッセル神戸:渡邉千真(84)
浦和レッズ: 梅崎司(27)

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