チリ大会で、アルゼンチンは負けない! コパ・アメリカにまつわるジンクス

優勝はアルゼンチンで決まり!?

優勝はアルゼンチンで決まり!?

パラグアイ戦で先制点を挙げたアグエロ。photo/Getty Images

現在チリで行われているコパ・アメリカ2015。南米10チームに招待国として参加するジャマイカとメキシコを加えた12チームで争う同大会には、いくつか面白いジンクスがあるので紹介しよう。

コパ・アメリカは1916年にスタートした世界最古のナショナルチームの大陸選手権となる。今回のチリ大会で44回目の開催となるのだが、過去にチリで同大会が行われた回数は6回。このうち、実に4回もアルゼンチンが優勝しているのだ(他の2回はどちらもウルグアイが優勝)。

しかもアルゼンチンはチリでおこなわれた同大会では全29試合を戦って1敗しかしていない。14日に行われたパラグアイとのグループリーグ第1戦を2-2のドローで終えたので、これも含めると30試合で1敗という驚異的な成績となる。

その1敗は1926年のチリ大会でウルグアイに0-2で敗れたものであり、実に90年近く負けがない。1920年大会でもウルグアイの後塵を拝して準優勝に終わっているが、当時は4チームによる総当たり戦で優勝チームを決めていたため、アルゼンチンは勝ち点の影響で優勝できなかっただけだ。この大会でも負けはない。そしてアルゼンチンのチリ開催時最強説が始まったのは1941年のチリ大会からで、そこから1945年大会、1955年大会、1991年大会とチリで開催されたコパ・アメリカを4連覇。まさに無双状態となっている。

今大会のアルゼンチンを見ても、バルセロナで完全復調をアピールしたメッシ、プレミアリーグで得点王を獲得したアグエロ、バレンシアで絶対的なCBに成長を遂げたオタメンディと好調な選手が多い。

実は、初戦のパラグアイ戦でもジンクス通りのことが起きている。コパ・アメリカにおいてパラグアイはここまで13大会連続で初戦を引き分けで終えているのだ。今回のアルゼンチンとの一戦は前半だけで2点を奪われる苦しい展開になったが、後半の巻き返しによってドローで終えている。まさにジンクス通り。たかがジンクスと侮る訳にもいかなさそうだ。

そんなジンクス的にも実力的にも今大会の主役となるアルゼンチンだが、一方で悪いジンクスも続いている。主将としてチームを引っ張るメッシは、2005年のワールドユース選手権と2008年の北京五輪以外での国際大会優勝経験が全くない。どちらの大会もA代表の大会ではないため、A代表に限って言えば、なにひとつタイトルを獲得していないことになる。パラグアイ戦でも巧みなボールタッチで観衆を沸かせたメッシだが、果たして今回のコパ・アメリカで念願の初タイトルを獲得できるのだろうか。

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