英国サッカー協会のFIFAへの反発は欧州の今後の動向の先駆けとなるか?

「根幹から末端までの変革を」

「根幹から末端までの変革を」

グレッグ・ダイク会長(左)photo/Getty Images

29日に行われたFIFA会長選挙で、現職のゼップ・ブラッター会長が5度目の再選を果たしたことについて、イングランド・フットボール協会(FA)のグレッグ・ダイク会長は大きな失望を見せた。英『BBCスポーツ』が報じている。

「まだ全てが終わったわけではない。投票した209名のうちの3分の1の人間が汚職に対する対応を誤ったことについて失望していることを示したのだ」

欧州では非常に強い反発を受けているブラッター会長だが、アフリカ・アジアでの支持基盤は依然強固なものだ。特に60票以上を持つアフリカサッカー協会との関係は密接であり、今回の選挙でも3分の2以上の票を獲得した。

「一連の汚職は今回たまたま摘発されたが、彼が会長職に就いた1998年からずっと起こり続けていたことだ。FIFAは根幹から末端に至るまでの変革が求められているが、彼が当選した以上それはしばらく望めそうもなくなった。したがって、FAは自分たちが何をするべきかを考えなくてはならない」

ダイク会長は選挙を目前に控えた前日に、ブラッター体制が継続するならFAのFIFAからの脱退、更にはイングランド代表の2018年のロシアW杯のボイコットを決行することを仄めかしている。このグレッグ会長の強硬姿勢に、スコットランド・サッカー協会のチーフ・エグゼクティブを務めるスチュワート・レーガン氏も同調した。

「今回の選挙の結果には失望しているが、予想はしていた。我々は今後、FIFA内部で求められる変革をするためにどのように振る舞うべきか、UEFAに意見を求めるつもりだ」

英国のサッカー協会がFIFAに反発し、UEFAとの連携を強めていく傾向は、今後のヨーロッパの各国の協会の動きに影響を与えることになるだろうか。グレッグ会長が指摘するような大規模な変革が求められていることは確かだ。

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