[EL]接戦を制したセビージャが連覇&通算最多優勝を達成!

バッカが2ゴールで勝利に導く

バッカが2ゴールで勝利に導く

見事EL連覇を成し遂げたセビージャ。photo/Getty Images

27日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でセビージャ(スペイン)とドニプロ(ウクライナ)が対戦。3-2でセビージャが勝利を収め、昨季に続くEL連覇を飾った。

連覇を狙う13/14シーズン王者セビージャと初の決勝進出、初の国外タイトルを目指すドニプロの一戦。試合はポーランド、ワルシャワ国立競技場で行われた。

試合は早々に動く。6分、ドニプロはカウンターから右サイドのマテウスが中に折り返すと、これをトップで先発したカリニッチが頭で合わせ、ネットを揺らした。前年王者相手にドニプロが先制点を挙げ、会場は大きな盛り上がりを見せる。

先制を許したセビージャだったが、次第に試合の主導権を握り始める。10分にはバネガが遠めから思い切ってミドルシュートを放つと、続く12分にもCKのトリックプレイからビダルがシュート。どちらも得点には至らないものの、セビージャにゴールの匂いが漂い始める。

27分、優勢な展開が続いたセビージャに待望の同点弾が生まれる。CKからペナルティエリア内で待っていたクリホビヤクにボールが渡り、これを同MFが反転してシュート。これが決まって試合を振り出しに戻した。

なおもセビージャの攻撃は続く。31分にはレジェスのスルーパスに抜け出したバッカがGKボイコをドリブルで抜き去り、冷静にシュートを流し込んで得点。今季リーガで20得点を挙げるコロンビア代表FWのゴールで瞬く間にセビージャが逆転に成功する。

完全に前年王者のペースに押し込まれたドニプロだったが、前半終了間際にまたもサプライズを提供した。43分、左サイドのペナルティエリア付近でFKを獲得すると、これをロタンが1ステップの踏み込みで蹴り上げる。この意表を突いたコントロールショットが見事にネットを揺らし、スコアを2-2とした。

前半はこのまま終了。キャプテンマークを巻いたロタンの技ありのFKでドニプロが追いつき、試合を再び元に戻した。

後半最初のチャンスはセビージャ。47分にバッカのパスに抜け出したレジェスがゴール手前からシュートを放つが、これはオフサイドの判定。智将エメリ監督は58分に2点目をアシストしたレジェスを下げてコケを投入し、中盤にバイタリティーを注入する。

後半立て続けにドニプロゴールを脅かしたセビージャに勝ち越しゴールが生まれる。73分、ヴィトロのパスに抜け出したバッカが素早いモーションからシュート。エースがこの日2点目を挙げ、再びリードを奪った。

80分、ドニプロにアクシデントが起こる。1点目をアシストしたマテウスが前触れなくピッチに倒れこんだ。直前の接触による脳震盪と思われたが、意識の戻らないマテウスの様子に、スタジアムは静まり返った。全てのドニプロの選手が見守る中、担架で運ばれるマテウスに対して、セビージャサポーター、ドニプロサポーター問わず大きな拍手が贈られた。

あと一歩でゴールに迫ったドニプロだったが、試合はこのまま終了。セビージャが勝利を収め、EL連覇を達成した。これで通算4回目の優勝となり、歴代最多優勝回数を誇るクラブとなった。この日2得点を挙げたバッカは75分に下がり、不安そうに試合を見続けていたが、試合終了のホイッスルが鳴ると同時に、感極まって涙を流した。

最後まで諦めず前年王者を脅かし続けたドニプロは、惜しくもクラブ史上初となる国外タイトルを得ることは出来なかったものの、最後まで諦めずにゴールを狙い続け、魅力的な試合を提供した。今心配されるのは、倒れこんだマテウスの容体だ。

[スコア]

セビージャ 3-2 ドニプロ

[得点者]

セビージャ:クリホビヤク(27)、バッカ(31, 73)

ドニプロ:カリニッチ(6)、ロタン(43)

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