清武ヘッド一発! 値千金のゴールでハノーファーを残留に導く

フライブルクは14位から一気に降格。残酷な結果に

フライブルクは14位から一気に降格。残酷な結果に

豪快なヘッドで残留の立役者となった清武と、ゴールを祝うチームメイト。photo/Getty Images

ブンデスリーガ最終節。15位ハノーファー対14位フライブルクの、残留を懸けた直接対決が行われた。

負ければ降格の危険もある両チーム。清武はトップ下で先発。酒井宏樹が出場停止の右サイドバックにはシュミーデバッハが入る。フライブルクは勝利した前節バイエルン戦と同じスターティングメンバーで臨んだ。

開始3分、早くもゲームが動く。左サイドからアルボルノスがダイレクトで折り返すと、ボックス内で頭で合わせたのは、なんと清武。キーパーの逆を突いた弾道でゴールに突き刺さる。残留に向け、まずはハノーファーが大きなアドバンテージを得た。

流れに乗ったハノーファーはシュティンドルや清武がよくボールに絡み、フライブルクを押し込む。フライブルクは長いボールを使ったカウンターで対抗するが、ハノーファー守備陣はなんとか抑え込む。

16分にはシュティンドルのミドルがフライブルク守護神ビュルキを襲うなど、シンプルな攻撃でゴールを目指すハノーファー。しかし、30分すぎにMFプリブをアクシデントが襲う。肉離れを起こしたか、左足を引きずってピッチを後にし、代わりにカラマンがピッチに入った。

41分にクラウスが左サイドからシュートに持ち込むなど反撃を見せるフライブルクだが、GKツィーラーの活躍もあり、決定的なチャンスは作れない。前半終了間際に得たフリーキックもチャンスにはつながらず。スコアは1-0のまま、ゲームはハーフタイムを迎える。

後半は攻めの姿勢を見せるフライブルク。50分にはシュミットのクロスから、ファーサイドでフリーのメフメディが頭で合わせるが、これはツィーラーが冷静にセーブする。53分にはクラウスが左サイドをドリブル突破。奪ったコーナーキックはゴールには繋がらないものの、前半とは打って変わってハノーファーをゴール前に釘付けにする。

しかしハノーファーもしだいに反撃に移る。65分にはロングボールに反応したブリアン。ミトロビッチともつれながらもボールを収めかけるが、シュートは打てず。直後には右サイドからセットプレイのチャンス。清武のキックにピタリと合わせたシュティンドルのヘディングだったが、ビュルキが反応しゴールには至らない。

ゴールを奪いたいフライブルクは、好調のペーターゼンを投入。しかし流れは大きく変わらず、グエデも下げてフィリップを投入し勝負に出る。そのフィリップは79分、ボックス手前ギリギリで倒されてフリーキックを獲得。しかしシュミットのキックは壁に阻まれてしまう。

ハノーファーは82分に清武を下げて、DFのスタンケヴィチウスを投入。はっきりと逃げ切りの姿勢を打ち出した。しかしその直後、決定的な2点目が入る。カラマンが左サイドをえぐってマイナスのクロスを入れると、そこへブリアンが飛び込む。当たり損ねたシュートは浮き球となりビュルキがかき出そうとするが、クリアしようとした味方DFのクルマシュと交錯。クルマシュは勢い余って、そのまま自陣ゴールへ蹴り込む形となってしまう。

他会場の結果をスマホで確認しながら、表情を曇らせるフライブルクのサポーター。逆にホームのハノーファーのサポーターは勝利を確信し、チャントがスタジアムに響き渡る。

アディショナルタイムにはペーターゼンが豪快なハーフボレーを突き刺し、フライブルクは1点差とするが、時すでに遅し。ハノーファーが2-1とフライブルクを破り、最終順位を13位として残留を確定させた。

一方、他会場でハンブルクとシュツットガルトが勝利したため、フライブルクは14位から真っ逆さま。10シーズンぶりの自動降格が決定してしまった。

[スコア]

ハノーファー2:1フライブルク

[得点者]

ハノーファー:清武(3)、オウンゴール(83)

フライブルク:ペーターゼン(90+3)

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