ミラン入閣を否定したマルディーニ 「喜んで手を貸したいが……」

続くフロントとの確執

続くフロントとの確執

パオロ・マルディーニ氏。photo/Getty Images

ACミランのレジェンド、パオロ・マルディーニが古巣のフロントに入閣することは当分の間起こらないようだ。ミランで902試合に出場したDFは、今現在の古巣への正直な思いを英『デイリー・メイル』のインタビューに対して語った。

「私はミランから多くのものを得た。戻ってきて欲しいというならば喜んで手を貸したいと思う。選手たちは悪くないし、彼らは正しく導いてくれる人間が必要だと思う。でもそれは起こりそうもないね」

ミランを助けたいという思いを明かしたマルディーニだったが、入閣の可能性は閉ざされたものと見ている。同DFはキャリア終盤にかけてガッリアーニCEO(最高経営責任者)との関係が悪化し、引退後7年が経った現在もその確執によってクラブでの仕事に就いていない。

「私のミランでの時間は10歳から始まり、41歳まで続いた。私の父、チェーザレはキャプテンで、息子は今アカデミーに通っている。ミランは私にとってただのクラブではなく、人生の一部分なんだ。私の家族は赤と黒のチームカラーを愛している」

親子3代にわたってミランとの関わりを持つ生粋のミラニスタであるマルディーニは、古巣への変わらぬ愛情を口にする。それだけに、近年のミランの低迷には心を痛めているようだ。

「今の様子を見てとても悲しく思っている。私たちは偉大な選手とともに素晴らしい実績を築いてきた。重要な選手を手放すようなことはなかった。ミランは素晴らしい伝統を持ったクラブだが、それを失ってしまった」

財政面の悪化からミランは2009年にカカをレアル・マドリーに放出。続く2012年にはチアゴ・シウバとズラタン・イブラヒモビッチという攻守の要をパリ・サンジェルマンへ売却した。戦力ダウンに伴って順位は下がり続け、今季はあと2試合を残して11位に沈むミラン。現役時代に素晴らしい時間を過ごしたOBにとっては目を背けたくなる惨状だろう。

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