「最も多くのクラブタイトルを手にした選手は?」 1位に輝いたのはあの人!

マンUから最多の3人がランクイン

マンUから最多の3人がランクイン

1位のライアン・ギグス photo/Getty Images

17日にアトレティコ・マドリーを倒し、キャリア8度目のリーグ優勝を果たしたシャビ。同氏がクラブで獲得したタイトルとしては、これで28個目となった。

数多くのタイトルを獲得してきたシャビだが、世界は広く、上には上がいるようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は世界で最も多くのタイトルを獲得した選手トップ10を発表した。これは、クラブキャリアの中で獲得したリーグ戦とカップ戦の合計であり、ナショナルチームのタイトルは除かれている。[]内は獲得したタイトル数の合計。

1位:ライアン・ギグス[36

堂々の1位に輝いたのは、昨年に引退したマンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)のレジェンド、元ウェールズ代表MFギグス。

1990年にマンUのアカデミーからプロデビューを果たすと、その後プレミア屈指のドリブラーとして左サイドを制圧し、数多くのタイトル獲得に貢献。2014年に引退するまでに672試合に出場し、114得点を記録した。20代の頃はスピードとテクニックを併せ持ったウィンガーとして活躍したが、30代以降は中盤センターに適応し、攻撃の組み立てに貢献した。

2位:ビトール・バイーア[35

続く2位にランクインしたのは、ポルト、バルセロナなどで活躍したGKバイーア。バルセロナで過ごした3年間を除いて16年のキャリアをポルトで築いた名GKだ。ポルトガル代表としても80試合に出場している。

3位:ガリー・ネヴィル[31

3位に入ったのはまたしてもマンU黄金期のメンバー、SBのガリー・ネヴィルだ。ギグス同様クラブの生え抜き選手であり、92年にデビューし、2011年に引退するまでマンU一筋でキャリアを築いた。

主に活躍したのは右SBの位置で、一つ上のポジションに入るデイビッド・ベッカムとのコンビは対戦相手の左サイドを震え上がらせた。現在は英『スカイ・スポーツ』の解説者としてもお馴染みで、古巣への厳しくも愛のある(やや厳し目?)コメントで知られる。

4位:ポール・スコールズ[29

続く4位も「赤い悪魔(マンUの愛称)」からのランクイン。上記のギグス、ネヴィル、ベッカム、スコールズ、ニッキー・バットといった90年代始めにデビューしたユース出身選手たちを指して、「ファギー・ベイブス」と呼ぶことがある。名将アレックス・ファーガソン監督がユース時代から手塩にかけて育て上げた選手たちであることが名前の由来となっている。

スコールズは94年にユースからデビューし、以後キャリアの初期ではトップ下としてプレイし、晩年はポジションを一列下げてCHでプレイ。卓越したテクニックと視野の広さ、戦術理解力で中盤からチームを支えた。2013年引退。

5位:ペレ[29

29個のタイトル獲得によって4位(便宜上ランキングは5位、6位と続けた)に入った3人の選手の二人目が、「サッカーの王様」ペレ。1955年にデビューし、77年に引退するまでに1363試合に出場し、1281得点を挙げた。クラブでは主にサントスでプレイし、数多くのタイトル獲得に貢献。ブラジル代表としても、3度のW杯優勝に貢献した。

6位:ケニー・ダルグリッシュ[29

スコールズ、ペレと並んで29個のタイトルを獲得したのが、セルティック、リヴァプールなどで活躍したFWケニー・ダルグリッシュ。

1969年にキャリアをセルティックでスタートし、77年にリヴァプールに移籍。355試合に出場して118得点を挙げる活躍を見せ、7度のリーグ優勝と3回のチャンピオンズカップ(チャンピオンズリーグの前身)獲得に貢献した。

7位:シャビ・エルナンデス[28

7位に入ったのは現役選手のシャビ。記事冒頭で紹介したように、今シーズン限りでバルセロナを退団するレジェンドだ。

バルセロナの下部組織から1998年にデビューすると、瞬く間に中盤のキープレイヤーとなり、8度のリーグ優勝、3度のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献した。新天地としては、カタールのアル・サッドが有力視されている。

8位:アンドレス・イニエスタ[27

続いてランクインしたのが、バルセロナでシャビと中盤のパスワークを支えたイニエスタ。

2002年に当時のファン・ハール監督(現マンU監督)の下でデビューを果たし、トップチームに定着。極めて優れたボールテクニックと戦術的インテリジェンスでバルセロナのタイトル獲得に貢献した。

9位:アルフレッド・ディ・ステファノ[26

9位に着けたのは、昨年7月に亡くなったレアル・マドリーのレジェンド、FWのアルフレッド・ディ・ステファノ。

1943年にアルゼンチンのリーベルプレートでプロキャリアをスタートさせ、その後スペインに活躍の場を移し、レアル、エスパニョールなどでプレイした。レアルでは、55/56シーズンから59/60シーズンまでチャンピオンズカップ5連覇という偉業を成し遂げた。

10位:パオロ・マルディーニ[26

最後の一人が、ステファノと並んで26個のタイトルを獲得した元ACミランのキャプテン、DFのマルディーニだ。

1984年にミランのユースからデビューすると、そのままSBの主力に定着し、88/89シーズンと89/90シーズンのチャンピオンズリーグ連覇などに貢献。クラブの黄金期を支えたレジェンドとなった。父チェーザレもミランの選手で背番号「3」を付けた選手であり、パオロの息子がトップチームに昇格するまでクラブはこの番号を欠番にしている。

 

以上、長くなったがトップテンを見てきた。その中には現役選手もいれば、引退したレジェンドたちも入っている。目立ったのは3人がランクインしたマンUの選手たちだった。選手はもちろん素晴らしいが、ファーガソン監督の育成の手腕、スカウト能力の高さが大きく影響した結果だとも言える。

上記の選手たちはもちろん素晴らしいサッカー選手たちだが、タイトルと縁がなくても同じくらいに素晴らしい選手はもちろん大勢いる。あと10年もすれば、トップテンの中にニューフェイスが入ってくる可能性は大いにある。現役選手たちの今後の活躍に期待だ。

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