ジェラードがアンフィールドにお別れ。チームは勝利をプレゼントできず

ラストゲームは残念な敗戦に

ラストゲームは残念な敗戦に

娘たちに見送られてアンフィールドでのラストゲームに臨んだジェラードだが、結果を出せなかった photo/Getty Images

プレミアリーグ第37節。リヴァプールのアンフィールドでは、リヴァプールとクリスタルパレスのゲームが行われた。

リヴァプールキャプテンのスティーブン・ジェラードにとっては、最後のホームゲーム。ジェラードは花道に迎えられ、娘たちとともにフィールドに登場する。『You’ll Never Walk Alone』が響き渡り、サポーターはマフラーを高く掲げ、スタジアムは素晴らしい雰囲気に包まれた。

ゲーム序盤は一進一退。基本的にリヴァプールがボールを保持し攻め込むものの、シュートまで持ち込む場面は少ない。15分にはフリーキックのチャンスを得るが、決定機に繋げることはできなかった。

23分には逆にクリスタルパレスにチャンス。ボラシーが右サイドで切り返しを見せ、シュートを放つと、ボールはシュクルテルに当たりコースを変える。ゴールへ飛び込むことはなかったが、リヴァプールにとっては、ややヒヤリとするシーンだった。

ゲームが動いたのは26分。パレスDFのパスがずれたところ、ララーナがボールをかっさらう。そのまま蹴り込んで、リヴァプールに先制点をもたらした。

1点を先行されたパレスは、積極的に前へ出る。33分にはパンチョンのシュートがディフレクトしゴールへ向かうが、GKミニョレが飛びついてセーブし事なきを得る。

42分には、ボックス手前でチャンのファウルを取られ、パレスにフリーキックのチャンス。前節でも決めていたパンチョンは、左足でゴール右隅を狙い、これを見事にゲット。ゲームを振り出しに戻す。ゲームはそのまま、1-1で折り返しとなった。

49分には浮き球のパスがボックス内のヘンダーソンに通り、チャンスを迎えるリヴァプール。シュートはディフレクトしてこぼれ球となるが、右サイドで詰めたアイブはシュートの角度もなく、うまくフィニッシュできない。

なんとかジェラードに勝利をプレゼントしたいリヴァプールだが、気持ちが先走っているのか、いまひとつ攻撃が噛み合わない。52分にはスターリングの落としを受けたコウチーニョが強烈なミドルを放つが、クロスバーを越えていく。56分にも、こぼれ球に反応したヘンダーソンがミドルを放つが、ゴール左へ逸れてしまう。

パレスは59分、イ・チョンヨンに代えてザハを投入。勝負に出る。すると直後、ボラシーのクロスから、そのザハがファーサイドで合わせ逆転弾。ややオフサイド気味にも見えたが、ファーストタッチでゴールを奪取し、パレスはアウェーでアドバンテージを手にする。

ジェラードのチャントで、リヴァプールを後押しするアンフィールドのファンたち。その声に応えるように、64分にはグラウンダーのシュートでゴールを狙うが、GKに止められてしまう。直後、リヴァプールはアイブに代えてランバート、ララーナに代えてルーカスを投入。ジェラードを2列目に上げ、勝利を目指す。

しかし同点弾は遠い。69分にはヘンダーソンのシュート、74分にはチャンの折り返しがDFに当たってゴールへ向かうが、いずれもネットを揺らすことはなく時間が過ぎる。77分にはジェラードがフリーキックを直接狙うが、これもクロスバーを越えていってしまう。

80分を過ぎても同点弾を挙げられないリヴァプールは、86分にモレノを下げてシンクレアを投入するも、決定機は作り出せない。逆に90分、左サイドからザハの突破を許し、ルーカスがPKを献上してしまう。途中出場のマーレイのキックはミニョレが止めるが、こぼれたボールを押し込まれて3点目。決定的なゴールでリヴァプールを突き放す。

結局4分のアディショナルタイムにもゴールは決まらず。1-3でパレスが勝利を収め、リヴァプールはジェラードのホームラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。

[スコア]

リヴァプール1-3クリスタルパレス

[得点者]

リヴァプール:ララーナ(26)

クリスタルパレス:パンチョン(43)、ザハ(60)、マーレイ(90)

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