モイーズ監督との別れで落涙したことを話すフェライニ 「いつだって助けてくれた」

苦しい時間を過ごした選手と監督に訪れた転機

苦しい時間を過ごした選手と監督に訪れた転機

ベルギー代表MFマルアン・フェライニ photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)に所属するベルギー代表MFマルアン・フェライニが英『スカイ・スポーツ』のインタビューに答え、昨年4月にクラブを離れることになったデイヴィッド・モイーズ監督(現レアル・ソシエダ監督)への思いを語るとともに、適応に苦しんだ1年目を振り返った。

「彼が去ったとき、僕は悲しかった。僕たちは彼の解任をテレビやラジオで知ったんだ。エバートン戦で敗戦した後のことだったと思う」

「彼を解任するということが正しかったのかどうか、僕には分からない。僕が次の日練習場のカフェテリアに行ったき、彼はいつものジャージ姿ではなくてスーツを着てそこにいたんだ。それを見たとき、これで最後なんだなって分かったよ」

解任された指揮官にショックを受けたと話すフェライニ。モイーズ監督とはエバートン時代からの師弟関係にあった同選手にとっては、ほかのマンUの選手とは違う感情を抱いていたようだ。

「それは運命で定められていたのかもしれない。僕が食事を終えた後、彼は自分の部屋に僕を呼んで、そのことを話した。「これがフットボールだ」ってね」

「泣いたよ。僕だって人間なんだから普通のことさ。彼とは6年間も一緒に働いたんだ。第2の父親ではなかったけれど、いつも僕を助けてくれた」

別れ際には涙を流したことを話したフェライニ。2750万ポンド(約48億円)という大金で加入したフェライニもまた、期待に応えられない1年目の中に過ごし、多くの批判を浴びていただけに指揮官に同情するところがあったようだ。

「僕がマンUに来た時、チームは上手くいっていなくて、僕はスケープゴートにされた。何もかもフェライニのせいだってね。もしこんな批判にいちいち構っていたら、あっという間に倒れてしまうよ。あちこちから攻撃されたんだ」

昨夏に放出の噂があったフェライニだが、ルイス・ファン・ハール監督の就任によって転機が訪れる。

「ワールドカップから帰ってくると、彼と会話する機会があったんだ。彼は僕のポジションに競合相手が多いことが僕の成長を促進させると言ったんだ。その後何回かトレーニングセッションを重ねた後、ことがうまく運んでいると分かったんだ。彼は1対1の練習でも、4人組のミニゲームでも僕を観察していた」

オランダ人指揮官のもと、期待に応える活躍を見せるフェライニ。モイーズ監督は昨年11月にスペイン1部レアル・ソシエダの監督に就任し、直後の試合でアトレティコ・マドリードを倒すなど早速手腕を発揮し、評価を取り戻しつつある。

マンチェスターで苦しい時間を過ごした2人に、キャリアの転機が訪れているのかもしれない。

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