サポーターに掲げられた3本の指、クロップが意図したこととは……

スタンドに向けられたメッセージとは photo/Getty Images

試合後、サインの意味を語る

18日、ホームでのパーダーボルン戦を3-0で勝利を収めたドルトムントのクロップ監督。先週水曜日に記者会見を開いて今シーズン限りでの退任を発表した監督にとって、会見後初の試合となった。試合後のコメントを地元紙『ルール・ナハリヒテン』が報じている。

「パーダーボルンのような対戦相手をリスペクトしなかった場合、試合は非常に難しいものとなってしまう。私たちは対戦相手をリスペクトしたが、それは試合に我慢が必要になるということでもあった。前半、私たちは香川を試合にうまく入れることが出来なかった。戦術を変更するのに都合の良いタイミングがなかったからね。後半はそこをうまく修正して良くなったよ。試合はゴールを決めた後はずっと簡単なものになった」

監督は我慢の強いられた前半を振り返り、日本代表MFをうまく試合に入らせることが出来なかったことを反省した。そのうえで後半それを修正することが出来たことには満足感を示した。

また、この日の88分にはクロップコールがスタジアム中で起きたことには次のように答えた。

「自分の名前がコールされるのは、もちろん耳に入ったよ。でも毎試合それを聞くわけにはいかないから試合中は重厚な戦車にでも入っていようかな。私は今まで何度もこのスタジアムで感情が高まる瞬間に立ち会ってきた。それは今日も同じだったね。何よりも嬉しい事は、サポーターがサッカーをするための空気を作り出したことだよ。それが一番重要なことなんだ」

サポーターの声援に感謝するクロップ監督。試合後にはメインスタンド側に向けて3本の指を立てるサインを見せた。

「私はまだホームゲームが3試合残されているということを示そうとしたんだ。今は毎試合お別れをしているわけにはいかない。それから、クラブを去るのは私だけではなくコーチのゼリコ・ブバッチとペーター・クラヴィツを合わせた3人だということも強調したかったんだ」

今はまだ、お別れをするには早い。クロップ監督は何度もそう強調した。

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