かつてはシュツットガルトやシャルケでプレーし、ドイツ代表ではオリバー・カーンとポジションを争ったこともあるGKティモ・ヒルデブラント。彼はベジタリアンを貫いている。フィジカルがモノを言うフットボールの世界においては希有な存在だ。
「今では多くの人が口にするものが安全かどうか気にするようになってきている。食べるものが身体を作るってことは明らかなこと。普通の人だってそうなんだからプロフェッショナルな僕らが気を使うのは当然さ」と、独紙ビルトのインタビューで答えている。
また記事では、ブラジルW杯時にドイツ代表に同行したシェフたちがビーガンフードのスペシャリストだったことも紹介。ヒルデブラント自身も、もっとベジタリアンのプレーヤーについて理解が進んでほしいと感じているようだ。
「ベジタリアンっていうだけでどれほど馬鹿にされてきたか…。フットボールは他のプロスポーツよりもかなり遅れを取っているよ。これからは栄養学的な面も含めて、もっと進歩が必要だね」