ジェラード、わずか38秒で退場。自身最後のナショナルダービーでまさかの失態

おそらく最後となるジェラードのナショナルダービーは、思わぬ形で終わってしまった。photo/Getty Images

プレミアリーグ第30節。5位リバプール対4位マンチェスター・ユナイテッドの、注目の一戦が行われた。

勝ち点2差で行われる4位と5位のゲームとあって、まさにCL出場権を賭けた大きな一戦。立ち上がりからテンションの高いゲームが展開されるが、まず試合が動いたのは14分だった。中央でフリーになったエレーラが裏へパスを出すと、絶好のタイミングで走り込んだのはマタ。右足でファーサイドへ蹴り込んで、先制点を叩き出す。

ホームで負けられないリバプールは、この日ベンチに入ったジェラードがウォーミングアップを開始すると、スタンドから大きな歓声。しかしピッチ上ではユナイテッドにペースを握られ、苦しい時間が続く。

35分にはリバプールにようやくビッグチャンス。ロングボールを左サイドで受けたスタリッジが、中央でフリーになったララーナへ折り返す。ララーナはシュートを狙うが、惜しくも左に外れてしまった。

この辺りから、徐々にリバプールがリズムを取り戻すも、同点弾は生まれず。アディショナルタイムにはキャリックに強烈なミドルシュートを打たれるなど流れを引き寄せられないまま、0-1でゲームはハーフタイムを迎える。

後半、流れを変えたいリバプールは満を持してジェラードを投入。早速お家芸のロングパスを右サイドへ送り、歓声に湧くアンフィールド。しかし、ここで予期せぬアクシデントが起こる。ルーズボールを巡ってジェラードとエレーラが交錯した直後、ジェラードがエレーラの足を踏みつけてしまう。主審のジャッジは一発レッドカード。交代出場からわずか38秒で、キャプテンは退場となってしまう。

ディ・マリアをピッチに送り出し、攻めに出るファン・ハール監督。すると59分、そのディ・マリアからのパスをマタが華麗にジャンピングボレーでとらえ、追加点。リバプールを突き放す。

リバプールはバロテッリを送り込み、なんとか攻めに転じようとするが、なかなかチャンスはつかめない。しかし69分、ボックス内右でパスを受けたスタリッジが、角度のないところから意地の一発をねじ込み1点差とする。

しかしその後は攻めきれず、バロテッリも苛立ちをあらわにするなど、この日のリバプールは歯車が噛み合わない。終了間際には、チャンがブリントを倒してしまいPKも献上。しかし、ルーニーのキックは、ミニョレが意地のシュートストップで阻む。結局、そのまま1-2で終了のホイッスル。まさかのジェラード退場劇に、やはりアンフィールドで決められないルーニーというオマケも付き、波乱のナショナルダービーは幕となった。

勝利したマンチェスター・ユナイテッドは4位を死守。リバプールはリーグで無敗を継続していたが、今年に入って初めて土をつけられた。

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