マンチェスターに来てからのラダメル・ファルカオの悲惨なキャリアが、火曜の夜に最低に達したとイギリス『デイリー・メール』が報じた。
ファルカオは先月ホームで勝利したサンダーランド戦以来ファーストチームに貢献していない。FAカップのアーセナル戦はベンチに残り、火曜の夜にはついにU-21のトッテナム戦への出場をファン・ハール監督から命じられた。
同紙の記事によれば、U-21のゲームで29歳の選手を起用するのは、通常はケガ明けなどコンディションやフォームを回復させる場合だ。しかしファルカオは昨年11月の終わりに太ももの負傷から回復しているので、負傷は抱えていない。つまり、来季の買い取り契約に向けて自身をアピールしなければならない時に、レベルを下げるよう求められたということだ。
ユナイテッドに来てからの6ヶ月で4ゴールしか挙げられないストライカーを、夏にまたキープしようとする可能性はほとんどゼロだと同紙は報じる。来夏にはハビエル・エルナンデスが戻り、若手のウィルソンも力をつけていると考えると、確かに現状のままでは、ファルカオの必要性は低いと考えられる。世界屈指と恐れられた点取り屋は、このまま低空飛行でプレミアへの挑戦を終えてしまうのだろうか。