ポール・スコールズ氏は、複数のイギリスメディアでエジルに対し、「彼のクオリティは疑いない。だが、時々彼はプレイするふりをしている」と批判的なコメントを残した。これに倒し、アーセナルのベンゲル監督が反論した。
「それは間違っている。彼はとてもハードワークする、素晴らしい選手だ。スコールズのような選手は、彼とプレイしたかったはずだと思うよ」
2月以降のゲームで、エジルは合計63.24kmの走行距離を記録している。これは、どのチームメイトよりも多い数字だ。また、2日に行われたエバートン戦では、チームで一番広くグラウンドをカバーした選手となった。ベンゲル監督は、「驚かされた」と語った。
「彼のフィジカルのポテンシャルには楽しまされると思っていたけど、どれくらいすごいかまでは分からなかった。彼はとんでもなく大きなポテンシャルを秘めている」
さらに、エジルの華麗なプレイスタイルの印象が、誤解を招いているとも語った。確かに、サンチェスやウェルベックなど他の前線の選手と違って、エジルにハードワーカーのイメージはない。
「彼のプレイを見ていると、簡単にやっているように見えるから、なかなか想像できないだろう。でも騙されてはいけない。彼は偉大な努力家だ。エジルにはクオリティがあり、チームを助けるためにたくさんの努力を惜しまない。そのスタイルからイメージできないくらい、とても懸命にやってくれているよ」