【プレミアリーグ第26節まとめ】チェルシーはホームで足踏み。大勝のシティが詰め寄る

復帰のヤヤ・トゥレと、新戦力のボニー。シティは盤石の勝利。 photo: Getty Images

挑発に乗ったマティッチが退場。チェルシーは勝ち点を落とす

首位チェルシーは、ホームに19位のバーンリーを迎えた。前半14分に、アザールの鮮やかな突破からイバノビッチが先制点を挙げ、楽勝かと思われたチェルシー。しかし、前半のうちに2度ほどPKを見逃されると、後半はまさかの展開が待ち受ける。69分、たびたびハードな当たりでチェルシー守備陣を悩ませていたバーンリーのバーンズが、マティッチに対し激しく当たりにいく。削られたマティッチはこれに激昂。バーンズを突き倒してしまい、報復行為で一発レッドが提示される。これで数的不利に陥ったチェルシーは80分、ついにコーナーキックからミーの放ったヘディングを被弾。降格圏のチームを相手に、ホームで手痛いドローを演じてしまった。試合後、モウリーニョ監督は会見で、「試合を変えた決定的な場面が4度あった。30分と33分、43分、69分だ。30分のシーンに関わっていた選手は、本来ならば(ファウルによる退場で)31分までにシャワーを浴びているべきだった。そうなれば、69分のシーンはなかった」と不快感を露にした。

同時刻には、3位ユナイテッドと5位アーセナルの試合も行われた。3位ユナイテッドは、難所リバティ・スタジアムへ。ファルカオをベンチに置き、久々にルーニーの前線起用で試合に臨んだ。28分にエレーラのゴールで先制するも、直後にシェルビーのクロスをキ・ソンヨンに合わせられ、あっさりと同点弾を挙げられてしまう。その後も攻めあぐねるユナイテッドは、73分にも被弾。シェルビーが放った得意のミドルシュートは、前線のゴミスに当たってコースを変え、そのままゴールへ。開幕戦に続き、スウォンジーに敗れたユナイテッドは、屈辱のシーズンダブルをウェールズのチームにプレゼントしてしまった。

アーセナルはクリスタルパレスのホーム、セルハースト・パークへ乗り込む。8分にはこぼれ球を執拗に追いかけたウェルベックがエリア内で倒され、PKを奪取。これをカソルラが丁寧に沈め、アーセナルは幸先よく先制に成功する。前半アディショナルタイムにも、ウェルベックのシュートのこぼれ球に詰めていたジルーが押し込んで追加点。全体的に押し込まれはしたものの、良い流れで前半を終える。しかし後半は大苦戦だった。前線から激しいプレスをかけるパレスは運動量が落ちず、アーセナルゴールを脅かす。アディショナルタイムには、コーナーキックから混戦になったところをマーレイに押し込まれ、ついに1点差に。直後にもマーレイのヘディングがポストを叩くなど、最後まで冷や汗ものの展開が続くが、なんとか1-2でタイムアップ。アウェーでなんとか勝利を手にしている。

ヤヤ復帰のシティは大勝。セインツは痛い黒星

チェルシーを追う2位のマンチェスター・シティは、ホームにニューカッスルを迎えた。アフリカ・ネーションズカップで離脱していた中盤の要ヤヤ・トゥレが復帰したシティは、前半から圧倒的な強さでゴールを重ねていく。開始30秒と経たないうちに、ニューカッスルのアニタの軽率なタックルによってPKを奪取したシティは、アグエロがこれを決めてあっという間に先制。すると12分にナスリ、21分にはこの日先発していたジェコと、次々とゴールが決まってニューカッスルを突き放す。後半にはシルバの連続ゴールも決まり、50分過ぎには5点差として、早くも勝負を決めてしまった。60分には冬の新戦力ボニーのデビューも。彼にゴールはなかったものの、ミッドウイークのチャンピオンズリーグ、バルセロナ戦に向けて前線の選手を休ませることもでき、文句なしの内容で5-0の大勝を収めた。

日曜には、4位サウサンプトン対7位リバプールという好カードも。開始3分、先制したのはアウェーのリバプール。遠目から思い切って狙ったミドルシュートが見事に決まる。一方のサウサンプトンはエリア内でのハンドを見逃されたりなど疑惑の判定に泣かされ、思うようにペースをつかめない。後半に入った73分には、クロスボールの処理を誤ったDFターゲットがスターリングの足元にボールを転がしてしまい、追加点を被弾。最後まで追いつくことはできず、ホームで敗戦を喫した。リバプールはこれで10戦負けなし。なお、サウサンプトンの吉田麻也は、先発フル出場を果たしている。

勝ち点を取りこぼした首位チェルシーは、2位のマンチェスター・シティに5ポイント差まで詰め寄られる結果に。敗れたマンチェスター・ユナイテッドは4位に、サウサンプトンは5位に転落。なんとか勝利したアーセナルはユナイテッドとサウサンプトンを抜き、3位に順位を上げた。リバプールも6位へと順位を上げている。3位アーセナルから7位トッテナムまでは、すべて勝ち点1差であり、CL出場権争いも一層の激しさを帯びてきた。

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