【マッチレポート】点差以上の内容で難敵イラクを下す

本田にはPK以外にも得点チャンスがあったが、ことごとくバーやポストを直撃した。photo/Getty Images

連覇を目指すアジアカップに臨む日本代表が、グループリーグ最大の難敵であるイラクと対戦した。イラクは2007年大会の優勝国で、アメリカ育ちのジャスティン・ミーラム、イングランド育ちのヤセル・カシムなど質の高い新戦力が加わっているチームで、初戦のヨルダン戦にも1-0で競り勝っていた。また、会場となったブリスベーンは蒸し暑く、選手にとって過酷な環境での戦いとなった。

日本代表は立ち上がりから動きがよく、主導権を握って試合を進めた。イラクに対して出足で勝っており、11分に香川、17分に本田がシュートを放つなど、ゴールチャンスも作っていた。22分には左サイドでボールを持った乾がゴール前にラストパスを送り、走り込んだ香川が右足でフィニッシュした。これはGKにセーブされたが、こぼれ球を拾おうとした本田が相手DFに倒され、PKを得る。このチャンスを本田自身が決めて先制点を奪った。

その後はムリな攻撃を仕掛けず、イラクにボールを持たせつつ、チャンスがあればゴールを狙うという余裕ある展開に。43分に右サイドを崩されてマフムードにフィニッシュされたが、それ以外は危ないシーンはほぼなかった。

後半になるとイラクが少しペースを上げてきたが、前半同様、決定的なピンチを迎えることはなかった。54分にアメリカ育ちのジャスティン・ミーラムが途中交代で登場したが、さほど脅威を感じる選手ではなく、日本代表の守備陣が落ち着いて対処した。63分には乾→清武、遠藤→今野という選手交代が行なわれ、システムが4-3-3から4-2-3-1に変更される。中盤の守備力が向上し、前線にフレッシュな足を持つ選手が入ったことで、ここからまた日本代表がペースを握ることになった。

追加点こそ奪えなかったが、その後の日本代表は立て続けにゴールチャンスを作った。本田のシュートがバーに弾かれ、香川のフィニッシュはGKにセーブされたが、足の止まったイラクを圧倒し、完全に試合を支配していた。1-0での勝利となったが、シュート数、決定機ともに日本代表が圧倒的に多く、点差以上の実力差をみせての勝利だった。

連勝で勝点6とした日本代表だが、ヨルダンが同日に行なわれたパレスチナ戦に5-1で勝利したため、8強進出はお預けとなった。D組は日本代表が勝点6、ヨルダンとイラクが勝点3、パレスチナが勝点0となっている。日本代表は20日のヨルダン戦に引き分け以上の結果を残すとグループリーグ突破となる。

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