ドイツ王者相手に”日本の10番”は得意のターンで魅せた! メディアも高評価「Mr.ゲーゲンプレッシング」

ドルトムントの香川真司 photo/Getty Images

王者相手に良いパフォーマンスも

バイエルンとの間に実力差はあったが、MF香川真司は王者に対して自身の能力をしっかり発揮したと言えるのではないだろうか。

ドルトムントは4日にブンデスリーガ第11節でバイエルンと対戦し、1-3で敗れた。香川はこの試合で指揮官ピーター・ボスから先発を任され、普段より攻撃的なトップ下に近い位置でプレイ。序盤からピエール・エメリク・オバメヤンと2人で前線から積極的にプレスを仕掛け、ボールを持った際には何度か得意のターンでバイエルン守備陣を外す場面もあった。

米『ESPN』も香川には10点満点中7点と高い評価を与えており、「Mr.ゲーゲンプレッシングは前半にハビ・マルティネスからボールを奪い、ドルトムントに最初のビッグチャンスを作った。また32分に枠を外れたシュートはアンラッキーだった。日本人MFは危険な状況で良いツイスト、ターンを見せていた」と伝えている。何度かボールロストはあったものの、相変わらず狭いエリアでボールをさばくのが上手く、ドイツの絶対王者相手にもしっかりと戦えていた。
ただし、香川にとっては中盤のポジションを争うライバルのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェも高い評価を受けており、途中出場ながら香川と同じ7点を与えられている。同メディアは「ここ最近のベストプレイヤーが先発しなかったのは残念」と伝えており、香川にとってライバルは多い。

今回のバイエルン戦には敗れたものの、指揮官のボスには良いアピールとなったはず。香川は今季スタメンでプレイできる機会が限られているところもあるが、ドルトムントで絶対的な地位を確立できるだろうか。

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