インテルの“新たな心臓”、ナポリとの天王山で勝利誓う「彼らを追い越す準備はできている」

インテルの中盤を支える「新たな心臓」、ボルハ・バレロ photo/Getty Images

ナポリは決して無敵ではない

日本代表DF長友佑都が所属するインテルは21日、セリエA第9節で開幕8連勝を飾っている首位のナポリとアウェイで対戦する。ナポリとの天王山を前に、今夏の移籍市場でインテルへ加入したボルハ・バレロが意気込みなどを明かした。

7勝1分の無敗でナポリに次いで2位につけているインテル。バレロはそんな好調なチームの「心臓」として、加入初年度ながらここまでリーグ戦全試合に出場している。そして、伊『Corriere dello Sport』のインタビューに応じると、現在の好調について「インテルは内容がひどくても勝てている? こうした批判はシーズンの終わりまで続くだろうね……。サッカーの見方や意見などは人それぞれだから、それが本当かどうかはわからない。ただ言えることは、8試合を終えて7勝1分という成績を収めることは決して簡単なことじゃないよ」と語った。

そして、ともに無敗で首位を争うナポリついて「ナポリがセリエAで最高のサッカーをしているかって? 僕のサッカーの見方では、そう映っているよ。彼らの動きは、流動的で素早い。前を向いてプレイすると、非常に多くのゴールが生まれる。ナポリの試合は見ていて楽しいし、魅力的だよ」述べている。
その上でナポリ戦について「中盤に多くの素晴らしい選手を抱えているシティが、ナポリを相手に素晴らしいプレイを披露したね。彼らが無敵ではないことを証明した。ただ、このチャンスを活かすかは僕ら次第。明日の試合では約95分間、しっかり集中しなければならない。小さなスキでも与えてしまうと、僕らを苦しめるだろうからね。僕らはナポリを倒すよ! スクデットについて話すにはまだ早すぎるが、ナポリを追い越す準備はできている」とコメント。首位攻防戦での勝利を誓った。

はたして、インテルは今季リーグ戦全勝中のナポリに黒星をつけることができるのか。

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