ミランが負ければボヌッチに厳しい批判 「ピッチ上よりInstagramの方が印象的」

ミランに移籍したボヌッチ photo/Getty Images

イカルディに3点も許す

ミランは15日に行われたインテルとのダービーマッチに2-3で敗れてしまった。両チームとも勝ち点3を目指した好ゲームだったが、3点も奪われて敗れたとなればミラン守備陣に批判が起こるのは当然だ。

そしてその標的は今夏ユヴェントスからやってきたレオナルド・ボヌッチになる。ボヌッチは世界最高クラスのセンターバックの1人と評価されているが、ここまでミランを劇的に変えたとは言い難い。

米『ESPN』も厳しい評価を下しており、「今季はパフォーマンスよりインスタグラムでのスピーチの方が印象的だ。不安定だったし、2失点目ではイカルディがどうスペースを見つけたのか理解し難いものがあった」と伝えている。今回はインテルFWマウロ・イカルディにハットトリックを許す結果となり、さすがにダービーで相手のエースに3点も奪われるのは許されない。
まだ開幕から8試合が経過しただけで、ユヴェントスとミランでは最終ラインの連携面にも大きな差がある。アンドレア・バルザッリやジョルジョ・キエッリーニと一緒にプレイしていた時の安定感をボヌッチに求めるのは間違いなのかもしれない。しかしボヌッチにはそれだけの期待がかかっており、負ければ批判のファーストターゲットになってしまう。

一部ではミラン移籍の選択が間違いだったのではないかといった声も挙がっており、世界最高のセンターバックの1人には逆風が吹いている。

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