明暗を分けたディバラとインモービレ ユーヴェ、エースの2戦連続PK失敗で今季初黒星

PKを落ち着いて沈め、2ゴールを挙げたインモービレ photo/Getty Images

インモービレが再び躍動! スーパー杯に続きラツィオを勝利へ導く

14日にセリエA第8節が行われ、2位のユヴェントスが4位のラツィオをホームへ迎え入れた。

得点ランキング首位を走るユヴェントスFWパウロ・ディバラ(10ゴール)がベンチスタートとなった一方で、2位につけているラツィオFWチーロ・インモービレ(9ゴール)はスタメンに名を連ねている。

試合は、24分に均衡が破られた。左サイドを突破したクワドォー・アサモアの折り返しに、サミ・ケディラがダイレクトで合わせる。これはGKにセーブされたものの、こぼれ球に反応したドウグラス・コスタが押し込み、ユヴェントスが先制した。なお、D・コスタにとって、移籍後初ゴールとなる。
このまま前半を1点リードして折り返したユヴェントス。しかし、後半開始早々に失点を喫することとなる。47分、ルイス・アルベルトのスルーパスに抜け出したインモービレが、エリア内やや左からダイレクトでシュートを放つ。狙いすましたシュートはGKジャンルイジ・ブッフォンの手をすり抜け、右サイドネットへ吸い込まれた。

同点に追いついたラツィオは直後にピンチを迎えるが、GKトーマス・ストラコシャがゴンサロ・イグアインとの1対1を阻止し、さらに勢いに乗る。すると、再び裏へ向け出したインモービレがブッフォンに倒され、PKを得る。これを自ら決め、54分にラツィオが逆転に成功した。

その後、後半アディショナルタイムにフェデリコ・ベルナルデスキがエリア内で倒され、VAR判定の末にユヴェントスがPKを得る。しかし、途中出場を果たしたディバラが痛恨の失敗。試合はこの直後に終了のホイッスルが吹かれ、ラツィオがユヴェントスを相手に2-1の逆転勝利を収めた。

ドローで終えた前節のアタランタ戦に続いて、ディバラが2戦連続でPKを失敗してしまったこともあり、2試合連続で足踏みをするとともに今季初黒星を喫してしまったユヴェントス。一方、ラツィオはイタリア・スーパー杯でも2ゴールを挙げているインモービレが再び躍動し、同大会に続いてイタリア絶対王者を2試合連続で撃破している。

[スコア]
ユヴェントス 1-2 ラツィオ

[得点者]
ユヴェントス:D・コスタ(24)
ラツィオ:インモービレ(47、54)

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