インテルに続いてまた大失敗 C・パレスFW「デ・ブールはポゼッションしたがっていたが……」

C・パレスでも失敗したデ・ブール photo/Getty Images

1点も奪えず解任

今季からクリスタル・パレスの指揮官に就任したフランク・デ・ブールは、インテル時代と似たような過ちを犯してしまった。インテルでは自身の哲学を植え付けようと動いたが、時間が足りなかったこともあって結果が出ず早々に解任。クリスタル・パレスでは再び自身の手腕をアピールしようと燃えていたことだろう。

ところがクリスタル・パレスでも開幕から負け続け、1得点も奪えない間に解任。これはプレミアリーグ史上初という屈辱的な終わり方だった。デ・ブールはクリスタル・パレスでも同じようにポゼッション重視のスタイルを植え付けようとしたのだが、そのスタイルはチームに合わなかった。

英『BBC』によると、クリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハもチームに合っていなかったと正直な感想を述べている。
「彼はパレスをもっとポゼッションするチームに変えたがっていた。でも、何人かの選手は彼が好むほどボールを扱うことに長けていない。チームを助けることにはならなかったね」

インテル時代以上に早い段階で解任されてしまったわけだが、デ・ブールは2度目の失敗からどう学ぶのか。新天地で指揮を執る時はもう少し自身の哲学を抑えながら指導していくべきだろう。

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