日韓W杯スペインのゴール取り消し、神の手も スペイン紙がパナマのゴールを”W杯の悲劇”に選ぶ

日韓W杯でプレイするホアキン photo/Getty Images

ゴールラインは割っていないように見えたが……

2018ロシアワールドカップ・北中米カリブ海予選ではアメリカ代表が7大会ぶりに出場を逃す波乱が起きた。アメリカが10日に行われた最終節・トリニダード・トバゴ代表戦に敗れたのが最大の問題なのだが、同日に行われたコスタリカ代表とパナマ代表の試合で起こった疑惑のゴールが大きな話題を呼んだ。

この試合では53分、パナマがコーナーキックから得点を挙げたが、リプレイで見るとボールはゴールラインを割っていなかった。コスタリカのDFがボールをかき出していたのだが、主審はゴールと判定。最終的にはパナマがコスタリカに勝利して勝ち点でアメリカを上回り、パナマが3位で本大会出場権を獲得する運びとなった。

スペイン『MARCA』はこれをワールドカップで起きた悲劇のゴールの1つと認識しており、「これが初めてのことではない」と過去の疑惑のゴールや、取り消されたシーンなどを振り返っている。
同メディアは有名すぎるディエゴ・マラドーナの神の手ゴール、2010ワールドカップのプレイオフでフランス代表FWティエリ・アンリがアイルランド代表戦でやった神の手からのアシスト、2010ワールドカップのドイツ代表戦でイングランド代表MFフランク・ランパードのループシュートがゴールラインを割りながら認められなかった誤審、2002日韓ワールドカップの韓国代表VSスペイン代表の一戦で、ホアキン・サンチェスがクロスを蹴ったところがゴールラインを割っていたと判定されてフェルナンド・モリエンテスのゴールが取り消されたシーンなどを紹介している。

今回のパナマの得点もワールドカップの悲劇の歴史に載ることになりそうで、またも予選の大一番で結果を大きく左右する事態が起きてしまった。

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