[W杯欧州予選まとめ]ポーランドのロシア行きが決定 全勝ドイツ、圧巻パフォーマンスで新記録樹立

W杯出場を決めたポーランド代表 photo/Getty Images

混戦のグループF2位争いをスロバキアが逆転で制す

8日にロシアW杯の欧州予選が行われ、グループC、E、Fの各国が各地で最終節を行なった。

すでにドイツ代表が首位を、北アイルランド代表が2位を確保しているグループC。ドイツは最終節のアゼルバイジャン戦でも圧巻の攻撃力を披露した。8分にレオン・ゴレツカのゴールで先制し、34分に同点ゴールを許すも、後半にアントニオ・リュディガーらのゴールで4点を奪ったドイツ。5-1でアゼルバイジャン代表を退け、10戦全勝で有終の美を飾った。なお、地元メディアによると、得失点差「+39」(得点「43」、失点「4」)は、欧州予選史上最高記録という。

グループFでは、ポーランド代表が3大会ぶりにW杯行きのチケットをゲットした。モンテネグロ代表を相手に前半を2点リードして折り返したが、78分、83分と立て続けに失点し、スコアをタイに戻されてしまったポーランド。しかし、エースのロベルト・レヴァンドフスキが85分に勝ち越しゴールを決めると、87分にオウンゴールで追加点を決め勝負あり。ポーランドがモンテネグロを4-2で撃破し、首位の意地を見せた。2位には、ルーマニア代表と1-1のドローで最終節を終えたデンマーク代表が勝ち点「20」で名を連ねている。
そして、プレイオフ進出の可能性がある2位が混戦のグループF。勝てば2位を確保できる2位スコットランド代表は、勝ち点3差の4位スロベニア代表との直接対決で2-2のドロー。一方、勝ち点2差で追う3位スロバキア代表はマルタ代表を3-0で撃破した。この結果、スロバキアとスコットランドが勝ち点「18」で並ぶも、得失点差でスロバキアが上回り、逆転で2位を勝ち取っている。なお、前節でW杯出場を決めているイングランド代表は、リトアニア代表を相手に1-0の勝利。白星で欧州予選を締めくくった。

結果は以下の通り

[グループC]
ドイツ 5-1 アゼルバイジャン
ノルウェー 1-0 北アイルランド
チェコ 5-0 サンマリノ

[グループE]
ポーランド 4-2 モンテネグロ
デンマーク 1-1 ルーマニア
カザフスタン 1-1 アルメニア


[グループF]
リトアニア 0-1 イングランド
スロベニア 2-2 スコットランド
スロバキア 3-0 マルタ

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