パヌッチ「スペインはブラジル、ドイツと並ぶW杯優勝候補」 再び世界を支配するか

W杯出場を決めたスペイン photo/Getty Images

スペイン紙も高い期待

イタリア代表と同居する困難なグループで見事に2018ロシアワールドカップ出場を決めたスペイン代表は、間違いなく優勝候補の一角と言えるだろう。ここまで欧州予選9試合では8勝1分と無敗を維持しており、チームの完成度も非常に高い。

スペイン『MARCA』は、「もう1度ワールドカップで夢を見ることができるはず」と期待をかけている。その理由の1つは攻守の内容の良さだ。ここまでスペインは欧州予選で36得点を奪っているが、これより多くの得点を決めているチームはベルギー代表(39点)、ドイツ代表(38点)のみだ。失点数ではイングランド代表、ドイツ代表と並んで最少となる3失点に留めており、攻守ともに安定感は抜群だ。

もう1つの理由は世代交代が出来てきたことだ。現在スペインの指揮を執るフレン・ロペテギはU-21スペイン代表を指揮した経験があり、2013年に開催されたU-21欧州選手権を制覇している。その世代の選手が代表で主軸になってきており、先日のアルバニア代表戦でもMFイスコ、コケ、チアゴ・アルカンタラ、FWロドリゴ、GKダビド・デ・ヘアと当時の優勝メンバーが先発している。得点を決めたのもロドリゴ、チアゴ、イスコの3人で、ロペテギの教え子たちがチームにフレッシュな風を送り込んでいる。
アルバニアを指揮するクリスティアン・パヌッチも「スペインには経験ある選手も多く、優勝候補だ。ブラジル、ドイツと並んでね」と高く評価している。2014ブラジルワールドカップではグループステージ敗退の屈辱を味わったが、ロシアでは再びスペインが栄冠に輝く可能性は十分に考えられる。

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