セリエAよりプレミアの方が連覇は困難 コンテ「全てが違っているよ」

チェルシーを率いるコンテ photo/Getty Images

ユヴェントス時代とは訳が違うか

現在チェルシーを指揮するアントニオ・コンテは、ユヴェントスでセリエA3連覇の偉業を達成している。コンテの作ったユヴェントスはその後もイタリア国内を支配し、今となってはセリエA制覇は当然のようになっている。

ただし、ユヴェントスのような支配はプレミアリーグでは実現しにくい。プレミアリーグには優勝を狙える力を持つクラブが6~7チームほど存在し、連覇すら簡単ではない。コンテもプレミアとセリエAの厳しさの違いを感じているようだ。

米『ESPN』によると、コンテは「全てが違っているよ。ユヴェントスではミランのような本当に強いチームを相手にスクデットを獲得したが、翌シーズンにミランはチアゴ・シウバとイブラヒモビッチを売却した。彼らは弱体化したんだ。簡単ではないが、連覇はしやすくなった。一方でプレミアの昨季と比較すると、ビッグクラブはより大きくなっている」とコメントしている。
昨季はチェルシーがリーグ制覇を達成したが、その座を奪い返そうと今夏はマンチェスターの両クラブを筆頭にビッグクラブが大型補強を展開。昨季とは明らかに状況が変わっており、チェルシーの連覇は非常に難しいミッションとなっている。

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