マンU、移籍金ゼロでブラジル屈指の“万能型MF”を獲得か

左利きのチャンスメイカーとして評価を高めているL・リマ photo/Getty Images

インテル、ローマ、バルサも熱視線

今季のプレミアリーグ第5節終了時点で、4勝1分の首位タイにつけているマンチェスター・ユナイテッド。今夏に加入したFWロメル・ルカクが早くも同リーグ5得点を挙げるなど、大型補強の成果を発揮している。

上々のパフォーマンスを披露するなか、同クラブが現サントス所属MFルーカス・リマ(27歳/ブラジル代表)の来年1月の獲得を検討していることが英『INDEPENDENT』で明らかに。今夏の移籍市場でクリスタル・パレスが1500万ユーロ(約20億円)、フェネルバフチェが2000万ユーロ(約26億円)の入札を行ったことで知られる同選手だが、ビッグクラブへの移籍を希望する同選手が両クラブのオファーを拒否。また、同選手の代理人が「マンチェスター・ユナイテッドのほかにインテルやローマ、そしてバルセロナがアプローチをかけてきた」と語るなど、他クラブとの争奪戦は不可避という見解が示されている。

今年の12月31日にサントスとの現行契約が満了となるルーカス・リマ。左足による正確なキックで攻撃を組み立てるほか、肉弾戦も厭わない対人守備にも定評があり、中盤であればどのポジションでもプレイできるマルチロールとして頭角をあらわしている。今やブラジル代表の中核を担うまでに成長した同選手だが、移籍金ゼロ(フリートランスファー)という形での移籍を決断するのだろうか。

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