ベイル、ゴールを決めてくれ! ベンゼマ離脱でスペイン紙の注目はウェールズ代表FWに

昨季から評価落とすベイル photo/Getty Images

レアルの前線に問題が

あれだけ盤石と言われていたレアル・マドリードに不安の色が見え始めている。9日に行われたレバンテ戦ではシュートを18本も放ちながら1-1のドローで試合を終えてしまい、勝ち点1に留まった。しかもFWのカリム・ベンゼマが負傷してしまい、最大で6週間ほど離脱する可能性があるとされている。

ベンゼマはクリスティアーノ・ロナウドを活かすうえでも欠かせない選手と言われていただけに、ロナウドが復帰してもベンゼマ不在が何らかの影響を与えるだろう。スペイン『MARCA』もレアルの前線が危機を迎えていると取り上げており、その視線はガレス・ベイルに集中している。

ジネディーヌ・ジダン率いるレアルは積極的にターンオーバーを採用することで注目を集めているが、最前線の層はそれほど厚いわけではない。今夏にはアルバロ・モラタが去ってしまったため、ベンゼマの代役を務められる選手は限られている。
その中でポイントになるのはベイルだろう。ベイルはレバンテ戦でも何度か良いシュートを放ったが、これがことごとく決まらない。今後はロナウドとベイルが揃って前線でプレイする機会も出てくるだろうが、ロナウドの得点力に依存しすぎるのは問題だ。ベイルもチャンスを決め切る力が必要となってくる。ベンゼマ不在の問題をカバーするうえでベイルの役割は重要だが、昨季から評価を落としてしまっているベイルはもう1度サポーターの期待に応えられるのか。再び国内リーグを制するには、決定力不足による取りこぼしは避けたいところだ。

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