「日本代表に招集される可能性も」 ベルギーで暴れる森岡を現地メディアも絶賛

ベヘレンで活躍する森岡 photo/Getty Images

開幕からペース止まらない


昨季ベルギーの注目は日本代表FW久保裕也に集中していたのだが、今季は森岡亮太の番だ。森岡は今夏ワースラント・ベヘレンに移籍したが、開幕から勢いが止まらない。9日のオイペン戦にも先発すると、前半18分に打点の高いヘディングから味方のゴールをアシスト。さらにその直後には、味方がヘディングで落としたボールに森岡がタイミングよく走り込んで右足のアウトサイドでボレーシュートを流し込んだ。前半終了間際にはバイタルエリアから冷静にミドルシュートを突き刺してこの試合2点目。森岡の2ゴール1アシストの活躍でベヘレンが5-1と大勝した。

この活躍にベルギー『HLN』は、「森岡の活躍は脅威的。触れる物すべてが金になる。6試合で4ゴール5アシストだ」と絶賛。この試合でもそうだが、相手チームは2列目から前線に顔を出してくる森岡をまだ捕えることができていない。この試合2点目となったミドルシュートの場面でも森岡はフリーになっており、同メディアも時間を与えすぎていることを指摘している。

それでも森岡がそのチャンスをしっかり活かしているのは評価されるべきポイントで、同メディアは「森岡が日本代表に招集される可能性も」と取り上げている。同じベルギーでは昨季久保がゴールを量産してヴァイッド・ハリルホジッチ監督の目に留まり、今では常連組となっている。ワールドカップ本番まで9か月あることを考えると、森岡にもまだまだチャンスはあるはずだ。
ベヘレンは森岡の活躍もあって今季開幕から6試合で15得点を記録しており、これはリーグで2番目に多い数字だ。もう少し失点を減らすことができれば上位進出も夢ではないが、森岡がコントロールするベヘレン攻撃陣は今後もチームを引っ張れるか。

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