ロッベンとのコンビに自信見せるリベリ 「なぜ他の選手が必要なんだい?」

バイエルンのリベリ photo/Getty Images

世代交代は進まず

長年バイエルンを引っ張ってきたフランク・リベリとアリエン・ロッベンのウイングコンビも、もう大ベテランの域に入りつつある。リベリは34歳、ロッベンは33歳で、2人ともシーズンを通してトップコンディションを保つのが難しくなってきている。

2人に替わる若いウイングが必要と言われるが、今夏もバイエルンは世代交代を推し進めなかった。逆にドウグラス・コスタがユヴェントスへ移籍しており、状況はこれまでと変わっていない。ハメス・ロドリゲスは加入したが、ハメスはロッベンやリベリのような純粋なサイドアタッカーではない。

独『Bild』によると、リベリは今夏の動きをクラブからのサインと前向きに捉えているようだ。リベリはまだクラブが自身とロッベンを重要な戦力と考えているはずと語り、もう1度チャンピオンズリーグを制覇したいと意気込んでいる。
「クラブは分かっている。僕とロッベンがまだトップにあり、フィットすることをね。指揮官が僕たちを重要と考えているなら、なぜ他の選手が必要なんだい?僕は常にプレイしたいし、ハングリーだ。勝ちたいんんだ。ただ、僕も時に休養が必要と理解している。3、4試合プレイしたあとにベンチに座ることも理解している。アンチェロッティは偉大な指揮官だし、良い関係を築いている。話さないといけない時は落ち着いて話す。普通だよ。もし彼が僕をベンチに置きたい時は、アプローチしてくるよ。もう1度チャンピオンズリーグを獲得したいんだ。それが夢だ。それがアドレナリンであり、モチベーションなんだ」

リベリ、ロッベンのコンビを見られるのもあと数シーズンといったところだが、バイエルンはこの2人を軸にもう1度チャンピオンズリーグを制覇できるのか。今季はアンチェロッティにとってもベテラン2人にとっても勝負のシーズンだ。

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