ヴェンゲルはモウリーニョから学ぶべき? チェフ「哲学はアーセナルと明らかに違う」

ヴェンゲルとモウリーニョ photo/Getty Images

何より大事なのは結果

チェルシー、そして現在はアーセナルでプレイするGKペトル・チェフは2人の名将から学んできた。チェルシーではジョゼ・モウリーニョ、アーセナルではアーセン・ヴェンゲルだ。どちらもプレミアリーグで成功を収めてきた指揮官だが、チェフは大きな違いを感じているようだ。

英『METRO』によると、チェフはモウリーニョがとにかく結果にこだわる指揮官だと語り、勝利と同じく美しい勝ち方を追及するヴェンゲルとは違いがあるとコメント。アーセナルがモウリーニョから見習うべき点は多いと考えているようだ。

「モウリーニョがポルトからチェルシーに来た時、彼は1つの考えを持ち込んだ。2位でフィニッシュするのは許されないということだ。彼はお金がかかったとしても、ただ勝利のことを考えている。引き分けも嫌いだ。引き分けに終わった試合でロッカールームに戻ると彼が納得していないことを誰もが知っている。一方で彼は1-0をキープしたり、可能なら5-0にすることを望んだ。モウリーニョは結果を求めたんだ」
「この哲学はアーセナルのものとは明らかに違うよ。全てをかけて勝利をというわけではなく、僕たちは良いプレイスタイルで勝ちたがる。今僕たちはこのアプローチを変えようとしている」

モウリーニョが徹底的に勝利にこだわるタイプだとするなら、ヴェンゲルは美しさも求めている。近年はこの考えがリーグ制覇に繋がっていないが、ヴェンゲルは勝負師モウリーニョから学ぶべきか。

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