短期型の指揮官との意見を否定 モウリーニョ「そう言われるのは私が勝って去るから」

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

短期政権が多かったが……

現在マンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョは世界的な名将だ。しかし、モウリーニョの率いたチームは短期間で崩れるとも言われており、これまで長期政権と呼ばれるものを築いたことがない。あらゆるリーグで成功を収めてきたのは見事だが、消費期限が短いところが欠点の1つでもあった。

しかし、モウリーニョはこの意見を否定している。英『The Times』によると、モウリーニョも人々が短期間型の指揮官と呼ぶことを受け入れている。ただし自身では短期的な指揮官とは考えていないようで、これまでの勝利だらけのキャリアを振り返っている。

「もし人々がそう言うなら、それは私が勝って去るからだ。キャリアで何度かそういうことをしてきたし、それは受け入れなければいけないね。ポルト、インテルでチャンピオンズリーグを制した時、私はクラブを去った。マドリーではクラブが残留を求める中で去った。解任になったのはチェルシーのただ1つだけだ。だが、それは常にタイトルを獲得してからの話だ。私は場所を変えているため、人々がそう言うなら正しい。だが、私は自分が短期的な指揮官とは思わない」
モウリーニョは現在率いるマンUで2年目を迎えており、2年目のモウリーニョは恐ろしいほど強い。これまでも多くの成功を収めてきた年で、今季もマンUでタイトル獲得が期待されている。しかし課題は3年目以降で、長期的な指揮を執れるかどうかは大きな注目ポイントだ。マンUでもすでにヨーロッパリーグなどタイトルを獲得したが、3年以内にクラブを去れば再び短期型の指揮官との意見が出るだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ