韓国、W杯チケット確保も“シコリ”は消えず 「あまり声援を送り過ぎると主将に叱られる」

ロシアへの直行チケットを確保したが photo/Getty Images

不甲斐ない戦いぶりに多くの不満

最高の大団円を迎えながら、韓国代表は“身内”による100%の祝福を楽しむことができていない。

ウリ・シュティーリケの後任として迎え入れられたシン・テヨン新監督率いる同国代表が5日、敵地でウズベキスタン相手に19本ものシュートを浴びせることによって、最後にはロシアW杯本戦出場の権利を確保した。他会場でのイランvsシリアが韓国にとって非常に好ましい結果となったことにより、同国は最終節をドローで終えながらも2位の座を死守できたのだ。

もちろん最も重視すべきはチケットの行方であり、ウズベキスタン戦におけるスコアシートではないが、韓国メディアはこぞって彼らの披露したフットボールに不快感を露わにした。中でも『スポーツソウル』は一連のアジア最終予選における韓国の戦いを「熱湯と冷水を交互に浴びながらのロシア行き」と表現。山あり谷ありとなった彼らの挑戦を独特な言い回しで纏め、「常に不安定な状態であり続け、最後の最後でやっと出場権を得た」とも綴っている。

また、SNS上ではキャプテンのキム・ヨングォンがイラン戦後に発した「ファンの声が騒々しくて意思伝達が困難だった」との失言に対する恨み節も多く飛び交った。

「愛する韓国を応援したかったが、あまり声援を送り続けると主将に叱られる」

「キム・ヨングォンよ、W杯本戦出場が決まったが、もう喜んで良いのか?」

「我々の声でチケットを逃したと言われる可能性があったからな」

いずれにしてもすべての韓国サポーターが望んでいたロシア行きのチケットはすでに手中にある。彼らが最高品質のフットボールを見せたかは定かでないが、裏を返せば、内容が芳しいもので無くとも、4年に1度の祭典へ出席する資格を勝ち取ることができたとも考えられる。シン・テヨン監督も試合後には「本戦までに我々が望むサッカーを完成させてみせる。私は攻撃的フットボールが好きなんだ」と意気込み、至高の舞台に向けて早くもその襟を正した。

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