ケディラ、地元開催のノルウェー戦に恵まれない子供1200人を招待 試合後にサイン会も

前日会見に出席したケディラ photo/Getty Images

W杯出場が決まるかもしれないノルウェー戦

4日にロシアW杯の欧州予選が行われ、ドイツ代表がノルウェー代表をホームへ迎え入れる。ドイツ代表MFサミ・ケディラが、恵まれない子供たち1200人をこの一戦に招待しようとしているようだ。

グループCで現在、2位の北アイルランド代表に勝ち点5ポイント差をつけて首位に立つドイツ。残り3試合となったことで、北アイルランドが今節敗れ、ノルウェー戦に勝利することができれば本大会行きが決まる。そんな重要な一戦を前に、ケディラが特別な想いを明かした。

伊『Gazzetta dello Sport』など複数の伊メディアによると、まず膝の負傷によりトレーニングを回避していたことが伝えられていたが、その件について前日会見に出席したケディラは「もう大丈夫。(明日のノルウェー戦は)チームの一員としてピッチに立つことになるだろう」と話し、問題がないことを明かした。
そして、ノルウェー戦はケディラの故郷であるシュトゥットガルトで行われる。そのため「僕にとって特別な試合になると思う。2010年からシュトゥットガルトでプレイする機会がなかったからね」と述べている。

さらに、経済面や健康面で問題を抱える子供たちを招待するために、ケディラは1200枚のチケットをシュトゥットガルト市内の15の機関に配布。「このような寄付を実際にすることは、とても大事だと思う。子供たちが施設の外で、多くの経験をすることができるからね。彼らはあまり試合を見る機会がないだろうから、僕はそのチャンスを提供したかったんだ」とコメントした。なお、子供たちのために、試合後にサイン会や写真撮影会なども行う予定で、触れ合う機会も作っているという。

はたして、ケディラは故郷で行われるノルウェー戦でドイツを勝利へ導き、W杯出場を勝ち取ることができるのか。故郷の恵まれない子供たちを勇気付けるためにも、是非ともこの一戦で素晴らしいプレイを披露してもらいたいものだ。

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