日本の主役が変わる? 大一番で本田&香川が出番なしに海外メディアも驚き

日本を支えてきた岡崎、香川、本田 photo/Getty Images

日本の序列も大きく変化

世界のサッカーファンは31日にオーストラリア代表を撃破した日本代表の顔ぶれに驚いたことだろう。これまでチームの絶対的柱として世界からその存在を認知されていた本田圭佑と香川真司は揃ってベンチスタートとなり、最後まで出番がなかったのだ。

世界のイメージとしては、日本代表といえば香川と本田のチームというものがあったかもしれない。しかし今回オーストラリア戦で輝きを放ったのは21歳のMF井手口陽介、22歳のFW浅野拓磨ら若い世代の選手たちだった。

世界のメディアも本田と香川が揃って起用されなかったことには驚いたようだ。米『ESPN』は「サムライブルーにとって絶対勝たなければならない一戦で本田、香川、原口の3人はベンチスタートだった。3人は経験もあり、このハリルホジッチの戦略はハイリスクのものだったはず」と取り上げており、重要な一戦で彼らの名前がスタメンになかったことに驚いている。
他にも英『FourFourTwo』は「浅野は香川や本田を差し置いてスタメンを掴んだ」と伝え、終盤に途中出場した岡崎慎司のことを取り上げたレスター・シティの公式サイトも「代表で109試合50ゴールの成績を残す岡崎だが、香川や本田など注目される選手とともにベンチスタートだった」と伝えている。

日本のワールドカップ出場を伝えたFIFAの公式Twitterでも写真は香川のものとなっており、やはり今でも日本は香川や本田が中心といったイメージがあるのだろう。そんな中で若い世代が彼らを脅かし始めているが、来年ロシアに向かうチームに本田と香川は入ってこれるだろうか。

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