コウチーニョよりデンベレがネイマールの後継者にふさわしい? 英メディアが比較

バルセロナに移籍したデンベレ photo/Getty Images

デンベレとネイマールはタイプが似ている

バルセロナはパリ・サンジェルマンに移籍したFWネイマールの後釜としてドルトムントからFWウスマン・デンベレを引き抜いた。デンベレか、それともリヴァプールMFフィリペ・コウチーニョかと2つの選択肢が噂されていたが、最終的にはデンベレで落ち着いた。

デンベレもコウチーニョも能力の高い選手だが、英『Squawka』はデンベレこそネイマールの後釜にふさわしいと捉えているようだ。その理由はスタイルにある。昨季ネイマールはバルセロナで168回のドリブルを成功させており、これはリーガ・エスパニョーラ最多だった。一方でデンベレは105回成功させていて、これはブンデスリーガ最多の数字だ。また、チャンスメイクの数もデンベレは63回でチームトップ、ネイマールは89回でチームトップだった。サイドからチャンスを作っていくやり方は両者とも似ている。

アシストの数で見ても、ネイマールは昨季リーグ戦で11アシスト、デンベレは12アシストだ。さらにチャンピオンズリーグではネイマールが最多の8アシスト、それに次ぐのはデンベレで6アシストとなっている。ルイス・スアレス、リオネル・メッシに決定機をプレゼントすることに期待がかかる。
同メディアはコウチーニョを獲得していた場合はスタイルを変える必要があると伝えているが、デンベレならば大きく変える必要もないだろう。スペイン『MARCA』は「MSNからMSDへ」と取り上げているが、デンベレならばMSNの一角としてネイマールが担当していた役割と同じものを求めることができるはずだ。ネイマールの後継者という視点で見ると、コウチーニョよりもデンベレの方が正解だったと言えるのではないか。

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