長谷部の重要度を再認識 独メディア「フランクフルトの守備に欠かせない」

フランクフルトを支える長谷部 photo/Getty Images

開幕戦からクリーンシート

フランクフルトは開幕節でフライブルクと対戦し、0-0で引き分けた。この試合では日本代表MF長谷部誠、そして新加入のMF鎌田大地が揃って先発出場したが、やはり長谷部の存在は大きかった。昨季から指揮官ニコ・コバチが採用する3バックの中央に入った長谷部は、リベロとしてチームをコントロール。チーム全体の攻撃はやや物足りないところがあったが、守備には安定感があった。

独『SGE4EVER』も長谷部に高い評価をつけており、「素晴らしいパフォーマンス。フランクフルトの守備に欠かせない存在」と伝えている。長谷部は昨季終盤のバイエルン戦で膝を傷めてしまい、そこからチームを離れていた。今季は開幕戦に間に合うこととなったが、同メディアは戻ってきた頼れるベテランを改めて評価している。

サポーターによる採点でも長谷部は2・5と平均以上の評価を受けており、独『Bild』の採点でもチーム最高の2点、『Kicker』の採点では2・5と高い評価が与えられている。フランクフルトにおいて長谷部は絶対的な地位を確立したと言ってもいいだろう。
今季もフランクフルトは守備を軸とした戦いになるはずで、長谷部が統率する最終ラインにかかる期待は大きい。昨季はシーズン途中まで欧州カップ戦出場権獲得を狙える位置にいただけに、今季もクリーンシートを継続するところから流れを掴んでいきたいところだ。

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