前半で10人のマンC、スターリングの豪快ボレーでエヴァートンから勝ち点奪取

鮮やかなシュートを放ったスターリング(右) photo/Getty Images

激しい肉弾戦に

21日にプレミアリーグ第2節が行われ、マンチェスター・シティ(以下マンC)がエヴァートンと対戦した。

試合序盤はマンCがボールを支配。センターサークル付近に最終ラインを設定して相手陣内に攻め込むも、エヴァートンの5バック気味の守備ブロックに阻まれ、なかなか決定機を作れない。

一方のエヴァートンはカウンターで好機を演出。15分にピックフォードからのロングボールを受けたキャルバート・ルーウィンが敵陣バイタルエリアに侵入し、デイヴィスにパス。パスを受けたデイヴィスがペナルティアーク付近でミドルシュートを放つが、シュートはゴールポスト左に逸れた。
そして35分、エヴァートンがサネのパスミスを見逃さずにカウンターを発動すると、キャルバート・ルーウィンの右サイドからのパスを受けたルーニーが左足のダイレクトシュートで反応し、ゴールを陥れた。

何とか同点に追いつきたいマンCだが、アクシデントに見舞われる。44分、冷静さを失ったウォーカーがキャルバート・ルーウィンに不用意なショルダーチャージを見舞い、この試合2回目の警告を受けて退場処分となった。 エヴァートンが1点をリードし、前半を終える。

後半もマンCがボールを保持するも、エヴァートンの堅固な守備ブロックを前に決定的なパスを入れられない展開が続く。しかし、82分に途中出場のダニーロがペナルティエリアにクロスを送ると、ホルゲイトのヘディングによるクリアが不十分に。このクリアボールに反応したスターリングがダイレクトボレーを放ち、マンCが同点に追いついた。

88分、アグエロに危険なタックルを見舞ったシュナイデルランがこの試合2回目の警告を受けて退場。その後も両軍による激しい攻防が繰り広げられたが、勝ち越し点は生まれず。試合はこのまま終了。互いに持ち味を発揮した好ゲームは1-1というスコアで幕を閉じた。

[メンバー]
マンC:エデルソン、コンパニ、ストーンズ(→ダニーロ 65)、オタメンディ、フェルナンジーニョ、ウォーカー(→退場 44)、デ・ブライネ、シルバ、サネ(→B・シウバ 69)、アグエロ、ジェズス(→スターリング 46)

エヴァートン:ピックフォード、キーン、ウィリアムズ(→クラーセン 61)、ジャギエルカ、シュナイデルラン(→退場 88)、ゲイェ、ホルゲイト、ベインズ、デイヴィス(→シグルズソン 61)、キャルバート・ルーウィン、ルーニー(→ベシッチ 90) 

[スコア]
マンC 1-1 エヴァートン

[得点者]
マンC:スターリング(82)

エヴァートン:ルーニー(35)

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