「もうバルサはリーガの優勝候補ではない」 ライバルと差がつくクラブに厳しい指摘が

バルセロナのメッシ photo/Getty Images

リーガが1強体制になっても不思議はない

19日にリーガ・エスパニョーラが開幕したが、どこか今季は空気が違う。近年はバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードの3強が覇権を争うといった構図だったが、今季はバルセロナに不安の眼差しが向けられている。

バルセロナは今夏にFWネイマールを失い、スーペル・コパでもライバルのレアルに2戦合計1-5と完敗。レアルが着々と実力をつけているのに対し、バルセロナは元気がない。20日にはバルセロナがレアル・ベティス、レアルがデポルティーボ・ラ・コルーニャと開幕節を戦うことになっているが、米『ESPN』は「もはやバルセロナは優勝候補としてシーズンをスタートしない」と伝えている。

確かにバルセロナは今夏の補強が迷走し、今ひとつチームが強化されていない。ブラジル代表MFパウリーニョを4000万ユーロもの移籍金で獲得したものの、こちらもチームの強化に繋がっているのかは微妙なところだ。33歳になったアンドレス・イニエスタの衰えも気になるところで、同メディアも「黄金世代が衰退し始めている」と現状を不安視している。
新指揮官エルネスト・バルベルデにとっても非常に難しいスタートとなるが、バルセロナはレアルについていくことができるのか。今のままではリーガ・エスパニョーラがレアルの1強状態になっても不思議はない。

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