ユーヴェは圧倒的な優勝候補ではない ヴィアッリ氏「現在セリエA最強の守備はミラン」

大型補強で注目集めるミラン photo/Getty Images

スクデット争いが荒れると予想


今季もスクデット筆頭候補はユヴェントスだ。そうした意見に元イタリア代表FWジャンルカ・ヴィアッリ氏が一石を投じている。

伊『TuttoSport』によると、同氏はレオナルド・ボヌッチやダニエウ・アウベスを失ったユヴェントスの最終ラインの質が少しばかり落ちたと感じているようで、今季のスクデット争いは以前よりも白熱したものになるとの見解を示している。

「恐らく今季のセリエAはここ10年で最もバランスの取れたシーズンだ。多くのチームが強化されている。ユヴェントスはもはや圧倒的な優勝候補ではない。彼らは最終ラインに弱みがあり、私は最終ラインを補強すべき時になぜ彼らがラツィオのケイタを強く望んでいるのか分からない」
「ミランは進歩しているし、正直言うと私はミランの守備が現時点でセリエA最強だと感じている。インテルは欧州カップ戦に出場しないから、1週間のうち1試合に集中できる。これはスパレッティのような戦略家には大きなアドバンテージだ。ナポリはすでに非常に強いし、チャンピオンズリーグのプレイオフを突破すれば誰か補強するだろう。アウトサイダーとしてはトリノを挙げたい。彼らはチームの骨組みがしっかりしているし、今夏に良い補強をしたからね」

同氏の見解はなかなかに大胆なものだが、ボヌッチを引き抜いたミランはセリエA最強の守備を誇るチームとなったのか。19日には開幕戦でユヴェントスがカリアリを3-0、ナポリがヴェローナを3-1で倒すなど順調なスタートを切ったが、同氏の予想通りならば今季のスクデット争いは盛り上がりそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ