ロイス、ヴァイグルら怪我人、デンベレ問題…… ドルトムントは開幕から不安

ドルトムントはスタートダッシュを飾れるか photo/Getty Images

今季もバイエルンと捉えられないのか

ブンデスリーガが18日に開幕し、さっそく王者バイエルンが白星スタートを切った。昨季はライプツィヒがサプライズを起こしてバイエルンに迫ったものの、それでも牙城は崩せなかった。今季こそは香川真司の所属するドルトムントに期待したいところだが、米『ESPN』はドルトムントが不安だらけの開幕を迎えると伝えている。

最も気になるのは昨季大ブレイクしたFWウスマン・デンベレの去就で、バルセロナが狙っている。若さゆえの行動なのかデンベレも移籍を求めてドルトムントのトレーニングを無断で欠席するなど、強引な手法に出ている。これにチームメイトのゴンサロ・カストロやソクラティス・パパスタソプーロスが苦言を呈するなど、チーム内の空気はどこか怪しい。同メディアも仮にデンベレがバルセロナに移籍できなかった場合、チームにどうやって戻るのかと疑問を投げかけている。また、今のドルトムントにデンベレの代役を満足に務められる選手がいるのかも疑問だ。

また、相変わらずドルトムントには負傷者が多い。マルコ・ロイス、ユリアン・ヴァイグル、ラファエル・ゲレイロは開幕戦に間に合わないと見られており、ベストメンバーはなかなか揃わない。代謝異常から復活を果たしたマリオ・ゲッツェもまだ100%とは言い切れず、香川も肩の故障から2か月ぶりに復帰したばかりだ。
同メディアも開幕戦から19歳のフェリックス・パスラックなどをチョイスする必要があるかもしれないと伝えており、ドルトムントの船出はやや不安だ。バイエルンとタイトル争いを繰り広げられる数少ないチームの1つなのだが、ドルトムントはヴォルフスブルク戦から良いスタートを切れるか。

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