マティッチはポグバを爆発させる 英メディアが注目する11km超えの走行距離

マンUに移籍したマティッチ photo/Getty Images

開幕節から2人は躍動

昨夏に8900万ポンドもの移籍金で獲得したMFポール・ポグバをどう活かすのか。これはマンチェスター・ユナイテッドにとって1つのテーマでもあった。昨季は9得点を記録したものの、サポーター全員がその働きに満足したとは言えない。最低でも二桁得点は欲しいというのが本音だろう。

そのポグバを活かす解決策となりそうなのが今夏チェルシーから獲得したMFネマニャ・マティッチだ。マティッチは開幕節のウェストハム戦から中盤のフィルター役として機能し、攻撃面でもシンプルながら正確にパスを繋いでいた。

英『sky SPORTS』もマティッチの存在が開幕節から効いていたことを取り上げているが、まずは走行距離だ。マティッチはウェストハム戦で11・69Kmの走行距離を記録しており、これは両チーム通じてトップだ。マティッチがピッチをワイドにカバーしてくれるため、ポグバが攻撃的に振る舞えたのは間違いない。さらにマティッチはポグバに最も多い14回のパスを出している。マティッチの守備、そして正確な繋ぎからポグバを前に押し出すことができたのは大きい。
ポグバは昨季もパス成功数、ドリブル成功数、チャンスメイク数の全てでチームトップの数字を記録していた。マティッチが守備の負担を軽減してあげることで、この数字をさらに伸ばすことも可能だろう。ポグバはウェストハム戦から得点も記録したが、今季はサポーターの期待通り大暴れのシーズンとなるかもしれない。

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