昨季プレミア7得点の“岡崎のライバル” 移籍が既定路線に

加入当初は得点を量産したが...... photo/Getty Images

恩師との再会を決断か

昨夏にスポルティング・リスボンからレスター・シティへの移籍を果たしたFWイスラム・スリマニ(アルジェリア代表)。昨季のプレミアリーグ第19節終了時点で5得点(通年で7得点)を挙げた同選手だが、2月にクラウディオ・ラニエリ前監督が解任されたことにより、状況が一変。クレイグ・シェイクスピア監督就任以降はリーグ戦での先発出場が2試合に留まったほか、今月11日に行われた2017-2018シーズンの同リーグ第1節(アーセナル戦)では出場機会が与えられないなど、苦境に立たされている。

こうした状況のなか、同じプレミアリーグに所属するワトフォードが同選手の獲得に乗り出したと、15日付けの英『THE Sun』が伝えている。なお、ワトフォードを率いるマルコ・シウバ監督がスポルティング・リスボン在籍時に同選手を指導した過去が同紙で紹介されており、同選手との再会を望む同監督が獲得交渉に踏み切るのではないかという見解が示されている。

今夏のケレチ・イヘアナチョの加入により、最前線のレギュラー争いが激化しているレスター。前述のアーセナル戦では持ち前のハードワークとゴール前での巧みなポジショニングでゴールという結果を残した岡崎慎司だが、今後もコンディションを維持し、常時スタメンを勝ち取ることができるだろうか。岡崎のライバルにあたる選手の動向も含め、同クラブ内の熾烈な競争から目が離せない。

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