「香川と本田は4年前ほど日本の中心ではない」 オーストラリアも気にする”皇帝”の現状

4年前にPKを決めた本田 photo/Getty Images

4年前は本田のPKでW杯出場が確定

8月31日におこなわれる2018ロシアワールドカップ・アジア最終予選の日本代表戦に向け、オーストラリア代表も徐々に戦闘モードに入りつつある。

オーストラリア代表の公式サイトでは海外でプレイする日本人選手を特集しており、31日の決戦へ向けて日本代表の主力部隊の出来を気にしている。7月にトレーニングマッチで怪我を負ってしまったものの、日本代表のエースである大迫勇也、前回のオーストラリア戦でゴールを決めているヘルタ・ベルリンFW原口元気、他にも吉田麻也や長友佑都など常連組の現状にも触れているが、特に注目されているのが今夏パチューカへ向かった本田圭佑だ。

同サイトは「日本の皇帝はメキシコを選んだ」と伝えており、4年前のブラジルワールドカップ・アジア最終予選でオーストラリア相手にPKを決めて本大会出場を決めた男の現状を気にしている。本田は出場機会を得るためにメキシコを新天地に選んだわけだが、31日のオーストラリア戦でも重要な役割を果たすのかは気になるところだろう。
同サイトは「香川真司と本田は4年前とは違って日本チームの中心ではない。特に後者の状況は興味深い。サン・シーロでの3シーズンのあと、皇帝はハリルホジッチから代表の座が危ないとの警告を受けてプレイタイムを得るためにミランを離れた。退団は予想通りだったが、行き先はそうではなかった」と伝えており、パチューカで本田がどこまでコンディションを上げてくるのか気にしているようだ。

その本田はまだパチューカでデビューできていない状態で、オーストラリア戦に召集される場合はどうチームに貢献するのか注目だ。4年前は本田がワールドカップ出場を決めてくれたが、今回ホームでのオーストラリア戦で日本を歓喜に導いてくれるのは誰なのか。

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